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よっちゃんのブログ一覧

2017年05月08日 イイね!

2017GW・プチ家出~鹿児島~ Day2

プチ家出・鹿児島 2日目。

ホテルで朝食をとり、外へ出ると・・・・・

車に桜島の火山灰が積もってる。

実は前夜、寝ずの運転と観光で疲れてたのでマッサージをお願いした。
施術に来たオバチャンが言ってた。

オ:「いい時に来たね。」
 
私:「何で?」
 
オ:「火山灰降ってる。火山灰が降らんと鹿児島じゃない。」
 
と。

うん、妙に納得!【笑】

と言う事で、ひとまず窓拭きして出発。

2日目は、宿から程近いところにある桜島フェリーターミナルからフェリーで桜島へ渡る。

思ったより出航待ちの車は少ない。


乗船。
乗るときに、係員のオジサンに呼び止められる。

「車高が低いから乗り降りの際に気をつけてね。」

優しいお言葉。
でも、少し車高を落としているものの意外とイケるんです。
無限のエアロも先端はノーマルバンパーと高さはほぼ同じ。【笑】


桜島まで15分の船旅。


出航。



復路のフェリー。
24時間運航。日中は10分から15分おきに出航している。

桜島上陸後、湯之平展望所へ。
ここまでの道中が一番火山灰が凄かった。
ミラー越しに後方を見ると、後続の車が火山灰を巻き上げながら走る様子が見て取れる。


湯之平展望所の駐車場。
車の周囲のグレーの部分は積もった火山灰。
駐車区画の白線は火山灰が積もって見えない。


ホイールのリムの部分に積もった火山灰。
(後日談:鹿児島から帰宅してもまだ少し残ってました)
路面の火山灰の様子もよく分かる。

湯之平展望所


一番火口に近付けるビューポイント。
標高は373m。


反対側は錦江湾を望む。

湯之平展望所を降りて、桜島を時計回りに1周。
(ガイドブックなどでは反時計回りの行程が紹介されている)

黒神埋没鳥居

大正3年の大噴火で火山灰で埋没。
埋没前は高さが3mあったそう。
大噴火の記憶を残そうと掘り起こすのやめたそうです。


桜島のいたる所に退避壕があります。
突然の噴火から、火山弾や噴石から身を守るためのもの。
これは、黒神埋没鳥居の前にある退避壕。

次のスポットに向けて走っていると眺望のいい場所に。
車を停めて桜島を眺める。


左の方に噴煙を上げる火口が。


望遠レンズに交換して撮影。

有村溶岩展望所

所謂「溶岩道路」の中にある展望所。





目の前にゴツゴツとした溶岩が。

赤水展望広場


パネルを拡大

叫びの肖像
鹿児島出身の長渕剛さんのオールナイトコンサート開催を記念して作られたモニュメント。


桜島の溶岩で出来ています。


叫びの肖像の反対側にコンサートが開催された広場があります。

桜島をあとにして、陸続き側の大隅半島方面へ。
(元々は単独の島でしたが、大正の大噴火で流れ出た溶岩で大隅半島と陸続きとなった)


後方に噴煙をあげる桜島。

次の目的地。
元々は、ここへは行く予定は無かった。
と言うより、時間の都合で訪問を諦めていた場所。

しかし、前夜の出発時間の6時間前倒しの結果、こちらまで足を伸ばすことが出来ました。


鹿屋航空基地史料館


鹿児島県鹿屋市西原3-11-2
TEL:0994-42-0233
鹿屋航空基地サイト


エントランスホールの桜島のステンドグラス。

海上自衛隊・鹿屋航空基地にある史料館です。
自衛隊の施設なので入館無料。(ありがたいです)

ここは戦時中は、海軍の特攻基地のあったところ。
映画「永遠の0」の舞台はここです。
(初日の知覧は陸軍の特攻基地です)

館内には、零戦を展示。







(こちらの零戦は撮影可能)

知覧同様、特攻隊員の遺品や遺書が展示されています。
やはり、こちらも涙なくしては拝見できないものばかり。

現在は自衛隊の広報施設としても機能していますので、近代のヘリコプターや哨戒機のコックピットや哨戒機のレーダーなどが展示されています。
(こちらも撮影可能)





屋外には、退役した航空機が駐機展示されています。


HSS-2A


V-107


SNB


S2F-1


R4D-6


P-2J


P-2J




US-1

現存する1機




二式大艇
大きな飛行艇です。
ここでしか見れません。


このゲートから奥は海上自衛隊・鹿屋航空基地。
勿論、我々は入れません。

ここでは、お昼ご飯を食べるのも忘れて・・・・・
入り口の横の物産店にある「海軍カレー」を食べようと思ったら「本日完売」。

入り口の所で案内されていた若い自衛隊員に尋ねる。

「ここら辺で美味しいラーメン屋さんはどこ?」

礼儀正しく親切に教えてくれる。
(ホント素晴らしい方々だと、つくづく思う。)

お礼を言って、教えてもらったラーメン屋さんを目指す。
すると、到着すると同時に暖簾が仕舞われて・・・・・・ 閉店ガラガラ。残念!
お口がラーメンになってるので、ネットとナビを駆使してラーメン屋を探して彷徨う。

しかし、時間が中途半端な時間で、どこも「準備中」になってる。
(仕込みの時間帯かな・・・・・)
結局、夕飯にも影響しそうな時間帯だったので、コンビニでサンドイッチとコーヒーで。orz


ここから霧島市の宿へ。
雨が降ってくる・・・・・・
土砂降りなら車に積もった火山灰を洗い流してくれるけど、雨の降り方もそこまでではない。
と言う事は、むしろ汚くなるだけ・・・・・・

そんなこんなで宿到着。
チェックインして、夕飯前に温泉に。
GWで朝夕飯ついても安いホテル。
天然温泉があるけど、雰囲気は銭湯。
部屋には、冷蔵庫もなくトイレもシャワートイレじゃない。
値段が値段だけに・・・・・【爆】

それでも夕飯は、郷土料理で思ったより良かったです。



刺身でも食べられる地鶏の陶板焼き。

焼く前


焼いたあと


名物、黒豚の角煮。


さつま揚げと、きびなごの天婦羅。


きびなごのお造り。

そして!
この夜も・・・・・・
温泉前の売店でゲット!

鹿児島のスイーツと言えば「白くま」!


そんなこんなで、二日目の夜も更けていく・・・・・・

つづく・・・・・・
Posted at 2017/05/09 00:06:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | Drive | クルマ
2017年05月07日 イイね!

2017GW・プチ家出~鹿児島~ Day1

4月の愉快な仲間達・定例ナイトオフにて、GWの予定の話になり・・・・
誰かの、「5連休もあるのなら、知覧行けるんじゃない」の言葉に納得。

普段から、知覧へ行きたいと公言していた私。
今からなら、まだ間に合うと、ネットで宿を探す。
2泊3日の行程、無事「宿」を確保。

これにて・・・・
「2017GW・プチ家出」慣行決定。
一昨年秋のSW以来のプチ家出()。

某女史へ、この件を伝えると・・・・・ 襲撃予告が。(^_^;)【爆】


そして!
5月4日出発。
当初は、早朝6時に出発の予定でした。
しかし前日に渋滞情報をみると、そこら中で事故や渋滞のが・・・・
一気に萎える。
そこで出発時間を6時間前倒し。
午前0時に出発。

某女史の襲撃、こちらも当初の予定とは全く異なり・・・・・
あっ、これ以上は、ややこしい事になるといけないので非公開。【爆】

夜中の4時頃。
壇ノ浦PAに到着。

真夜中の関門海峡と関門橋。


九州上陸です。

九州道を南下。

熊本あたりで夜が明ける。

そして鹿児島!


更に指宿スカイラインを走る。


指宿スカイラインより桜島を望む。
4月の終わりに、昨夏以来の爆発的噴火が起きて、この日も火山活動が活発でした。

最初の目的地。
10時ごろに到着。

知覧特攻平和会館


鹿児島県南九州市知覧町郡17881
TEL:0993-83-2525
公式サイト


館内は撮影禁止なので主な展示物の写真はありません。
展示されているのは、陸軍の特攻隊で出撃していた戦闘機の展示(隼、疾風)、鹿児島の甑島の沖合いから引き上げられた海軍の零戦。
出撃していった隊員の遺影や遺書、絶筆や寄書、遺品等。

年の頃では20歳前後。
私の子供たちの年頃の若い隊員達。

ほとんどの遺書には・・・・・

「お父様、お母様・・・・・」
「いよいよ明日出撃します・・・・・」
「お国の為なら喜んで・・・・・」


と共通した文言と心境が書かれており、残された幼い兄弟へ宛てたメッセージが書かれていたり。
愛する人のため、日本の未来のために、出撃していったという。
表向きは(当時は、死する事が誉、それが当たり前の時代)そうでも、実際はどんな思いだったのか?
20歳前後の若者が、どうやってそんな心境にまで達するのか?
そんな事を考えされました。

お父様、お母様・・・・・ 

これが私に語りかけているようで、目から涙が自然と溢れてくる。
涙で文字がかすんで見えなくなる。
嗚咽が出そうになるがハンカチで口を押さえて堪える。
(今もその時のことを思い出すだけで涙が出てくる・・・・)

今の日本の平和と繁栄があるのは、この先人達があってこそ。
その方達の思いを理解し、更なる平和と繁栄を築き、また後世に史実を伝えることが我々の使命です。



復元された三角兵舎。
隊員たちは、出撃までここで過ごしていたそうです。
中には、死への恐怖なのか、はたまた若くして死ぬ事への情けなさ、そして怒りなのか、布団を頭まで被って泣いている隊員もいたとか。


外から中が見えた。

拡大

引き上げられた零戦。

外の公園には・・・・・

とこしえに

み霊のとこしえに安らかならんことを祈りつつ
りりしい姿を永久に伝えたい心をこめて
ああ、開聞の南に消えた勇士よ
(公式リーフレットより抜粋)




「隼」には右翼に爆弾を抱え、左翼には燃料タンクを抱えています。

人生観を変える程の衝撃を受けました。
今の自分は、先人達の思いに応えているだろうか???
自分を見つめなおすキッカケにもなりました。

以前から行きたかった場所。
今回、やっと念願が叶いました。

数時間では全てを見ることが出来ません。
ここはまた来たいと思わせてくれる所でした。

若くして散った英霊の皆様、安らかに・・・・・



時間はお昼時。
近くの武家屋敷を見て回って昼食をとるか???
思案の結果、特攻平和会館の前の観光施設で昼食。


黒豚のカツ丼。

ここからこの日の宿のある鹿児島市内へ。
チェックインの前に・・・・・


仙巌園

鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
TEL:099-247-1551
公式サイト

薩摩藩主の島津斉彬が築いた集成館工場群(明治産業遺産・世界遺産登録)の跡地などを庭園として整備。


反射炉のレプリカ


反射炉跡


反射炉が稼動していた当時に製造された鉄製150ポンド砲(復元)


鉄砲隊が園内を練り歩き。



日本初のガス灯鶴灯籠。


御殿


奥に見えるのは桜島。

ぢゃんぼ餅


左が醤油、右が味噌。
2本の棒を刺した一口サイズの餅菓子。
武士が2本の刀を脇に差している姿を「両棒差し」と呼ばれた事からこの名前が付いたそうです。
これが美味!




桜島の火山灰が積もってます。


鶴嶺神社
ここの境内で、先の鉄砲隊のデモンストレーションが行われてました。
園内に、鉄砲の音が鳴り響きます。
正直、凄い音でした。(^_^;)

チェックインの時間には少し早いけど、深夜に出発して寝てないので少し横になりたくて宿へチェックイン。

休憩後、夕食をとりに天文館へ
某居酒屋で食事。(写真はない)
食後のデザート(?)で、鹿児島に来たなら「しろくま」はテッパンで。

天文館むじゃき

鹿児島県鹿児島市千日町5-8
TEL:099-222-6904
公式サイト

「しろくま」元祖と言えばここ。

チョコレート!
ミルクとチョコレート、この組み合わせイケる!
この夏のカキ氷は、これが我家のイチオシになること必至。

そして・・・・・



鹿児島も夜は更けてゆく・・・・・

つづく・・・・・
Posted at 2017/05/07 23:44:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | Drive | 日記

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猛毒のサソリ、赤い毒蛇と続いた情熱のイタリアンから、信頼と安定志向の日本車へ。 国産エコカーの軍門に落ちて12年が経過。 想定外の箱替えとなり、国産メーカーの...

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