2012年02月27日
ブレーキローターを社外品に交換したことはこの前書いた。
ディクセルのPDってヤツ。
他のクルマにも使ったことがあって、割と信頼していたのだが。
「ブレーキパッドに負けました」 が結論かな。
都内で慣らしを行い、首都高で少し焼きを入れてロングドライブ!
私有地みたいなところでブレーキのテスト。
6速で快調に回るエンジン。
ブレーキはドン!ではなく、じわっと。
ぐぅーっと踏み込んだらば。。。
「前輪で道路工事がはじまった」
いやぁ、ビビった。
「ダダダダダダ」 とリズミカルに。
止めてローター見たらばしっかり焼き入ってるし。
熱倒れってヤツですかね。
もう使えませ〜ん。おっしまいでーす。
新規にBMW純正品をオーダーしました。
パッドを変える際には、ローターとの相性を聞くべきですね。
但し、法定速度で一般道を走る分には問題ないと思います。
純正ローター、前後セットで5万円也。
たけーよなぁ。ディクセルの倍値だよ(泣)。
Posted at 2012/02/27 23:45:47 | |
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パーツテスト | クルマ
2012年02月09日
ブレーキローター取り替えた。
非純正。今までも使った事のあるディクセルのPDってタイプ。
ここまでは良くある話で、直った〜、良かった〜、っていうのはとーぜんの話。
じゃ、何がどー変わったのか、もーちょっと踏み込んでみましょう、と。
そもそもブレーキローターってのは、キャリパーの力を借りてブレーキパッドで挟み込み、
制動する仕組みな訳です。ローターとパッドの摩擦抵抗(係数μ)によって変わる訳です。
スポーツパッドにして制動能力が上がるのは当然として、ローターでも上がる可能性はある、と。
(この場合、ドリルドだのスリットは除外でプレーンの話)
今回はMINIをテーマに欧州車の話。
ローターは一見して鉄と分かりますが、もうちょい踏み込めばFC材と呼ばれる物です。
日本語で言えば、ねずみ鋳鉄。
ねずみ鋳鉄がローターに使われる理由は振動減衰特性が高い事にあると思います。
あとの諸々、ググれば色々とメリットが理解できると思いますが。
基本は砂型から作られた鋳造品です。
JISの規格で言えば、FC200を採用したのが欧州車。
それに対してディクセルではFC250という材料を採用しています。
ともに普通鋳鉄というジャンルに入ります。
じゃ、250材と200材は何が違うのか?
一言で書くと、250材の方が硬くなっている(要するに減り難い)という感じ。
(ちなみに、国内仕様の国産車は250より更に硬いローターを採用しています)
200材のメリットは、その柔らかいという特性を生かし、ブレーキを効きやすくしている。
250材のメリットは、その強度および固さを生かしてロングライフを実現している。
というところでしょうか。
但し、250材だからブレーキは効かないのか?っていうと、これまた難しい。
鋳鉄にカーボンだのシリコンだの混ぜ込んで最終的なブレーキの効きを出します。
結局は作っている会社次第、っていうのが結論なのかと。
まぁ、ブレーキってローターとパッドとの掛け合わせだから余計に難しいですよね。
理屈で簡単に考えるとこんな感じ。走らせてよいとか悪いとか試した方がよっぽど早いです。
Posted at 2012/02/09 18:17:08 | |
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