
前からの続き。
TRD(JTCC)エンジンだと冷却系統を分けているそうで
ヘッドとブロックそれぞれを冷却してます(らしい)。
・基本は全体で80~90℃
・ヘッドは50~60℃でノッキングを抑制
・ブロックは80~90℃で普通に
そんな感じだとレーシングオンのTRD特集号で技術者がのたまってます。
(TRDの生立ちを振り返る特集なんだけど、内容の濃さやページ数など良いと思う号です)
意外とヘッドの温度は低く保ってるのは、爆発圧力と熱効率が高いのかな?
それで上がる熱を考慮してるんだろうねぇ。燃料も薄いのかも。
燃費が良いに越したことないレースってのもあると思う。
2ヒートで修理時間が30分だったっけ?給油はどうしたか忘れたけど
スプリントなので燃料はかなり少なく積んでるはず。
ブロックはレーシングエンジンというか回すエンジンでは正規の温度なのかも。
ここは市販車だとハマれば100℃とかに上がるけど走ったら下がるの目安になりそう。
(あくまで日常的にブチ回す人への目安だけど)
これはレーシングエンジンの話なので、8500rpmリミッターですし。
普通の回す人のエンジンで言うとヘッドは低すぎなのかなぁ?
もう少し温度高い方が気化するのに都合は良さそうな感じもします。
NA(本田系)じゃなければ、8000rpmは回さない(回さない?)かもしれないし
ターボじゃもっと回さないし、熱の絡みも変わってきますやね。
(ローテンプサーモはちょっとねぇ…オイラは使いません)
これを考えると温水回してエンジンを余熱するF1等々は各部のクリアランスや
かなり酷な条件で使われてるということが改めてよくわかりますね。
Posted at 2013/02/28 17:57:25 | |
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