2011年08月26日
報道メディア等で取り沙汰もされず、隠蔽されている放射線被害。
特に弱い子供達の甲状腺が肥大し、髪の毛が抜け落ち、吐き気、めまい等、深刻な問題が…
今まで経験した事の無い、目に見えない恐怖に、他人事ではないと思いました。
今日のブログ、ジャンル違いでしたらすみません(^^:
僕の母親の実家がある、千葉県富津市に、世界屈指の発電所があると聞いていました。
「コンバインドサイクル」
機械ヲタクなので(^^:
ちょっと興味が湧いて、色々調べたくなりました。
現在、原発に代わる発電は、自然エネルギーではなく…、新型の火力発電所じゃないかと。
そして、新型火力は、原発に頼らなくても、問題なく電力を供給できる出力だと思いました。
(以下、抜粋)
■コンバインドサイクル発電
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた火力発電所です。
最初に圧縮空気の中で燃料を燃やしてガスを発生させ、その圧力でガスタービンを回して発電を行います。
ガスタービンを回し終えた排ガスは、まだ十分な余熱があるため、この余熱を使って水を沸騰させ、蒸気タービンによる発電を行います。

コンバインドサイクル発電の方法を使うと、同じ量の燃料で、通常の火力発電より多くの電力をつくることができます。
同じ量の電気をつくるのに、CO2の排出量も少ないすぐれた発電方法です。
コンバインドサイクル発電は、積極的な開発が進められています。
構造は一般的な火力発電よりも複雑ですが、小型の発電機をたくさん組み合わせて大きな電力を得ることができ、発電機の起動・停止も簡単で、電力需要に敏速に対応できるというメリットがあります。
(wikipedia)
凄い技術ですよね(驚)
従来、石炭や石油、重油を燃やしてタービンを回していたのが、液化天然ガスに代わり、当初、1軸式だったタービンが、ガスの余熱を利用して、蒸気タービンの高圧・中圧・低圧の排熱を順々に3回も再利用する、4軸式になったそうです。
機械ヲタクとしては興味津々です(^^:
(以下、抜粋)
発電効率をより高めた、
・改良型コンバインドサイクル発電
(ACC=Advanced Combined Cycle発電)
従来のガス燃焼温度1100度を、1300度に高めています。
ACC発電では約50%の熱効率(同じ量の燃料で生み出せるエネルギー)を達成していますが、これは1950年代の火力発電の、約2倍~3倍もの熱効率です。
この50年で、火力発電所は「1の燃料」から「約2倍~3倍」もの電力を生み出せるように進化しました。
更に改良を加えた、
・改良型コンバインドサイクル発電
(MACC=More Advanced Combined Cycle発電)
1300度を更に1500度まで上昇させた高出力型。

(参考文献…○○)
以下は、原子力発電所(稼働当時出力)と、東京電力内、現在の火力発電所を比較したものを列挙しました(^^)
モアアドバンスド コンバインドサイクル発電の富津火力、スゴイパワーです☆
この夏、電力不足が懸念された中、停止中の火力炉も再稼働してくれたおかげで、乗り切れるんだと思います。
■比較
福島原発 469万kw
柏崎刈羽原発 821万kw
浜岡原発 499万kw
富津火力(MACC) 504万kw
姉崎火力(1軸式) 360万kw
千葉火力(ACC) 288万kw
川崎火力(MACC) 150万kw
横浜火力(ACC) 332万kw
横須賀火力(1軸式) 213万kw
南横浜火力(1軸式) 115万kw
東扇島火力(1軸式) 200万kw
品川火力(ACC) 100万kw
大井火力(1軸式) 105万kw
鹿島火力(1軸式) 440万kw
常陸那珂火力(1軸式)100万kw
広野火力(1軸式) 380万kw
です。
火力発電所は、現場内作業員が被曝の可能性もなく、事故時の放射能汚染もなく、またプルトニウム燃料処理や賠償金等も考えると、原子力にメリットが無いと思いました。
メリットがあるのは…、
私腹を肥やす政治家
虚偽の「安全神話」の講演をする大学教授
建設地の自治体のお偉い方
原発を建設するたびに、懐に大金が放り込まれる人々だけです(汗)
長い文章、最後までご覧頂きありがとうございました(^^)

Posted at 2011/08/26 15:40:29 | |
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