
シャーシのフルリフレッシュが終わって数カ月。
タイヤ交換も終えて、ようやく足回りの全メニューが完了しました。
お世話になった
ノーティさん、ありがとうございました。
そこで個人的に感じた事を書いてみたいと思います。
ブッシュ・ベアリング・マウント等の交換
交換前はワダチのひどいアスファルトでの走行ではかなりハンドルを取られていたのが、リフレッシュ後は若干マイルドに。
もちろんワダチに引っぱられることはありますが、そのときに起こるサスペンションの撚れた動きは無くなりました。
またタイヤの接地感は格段に向上したので、路面状況がお尻センサーにビンカンに感じられるようになりました。
エンジンマウントやミッションマウントの交換は、アクセルレスポンスが向上した感じ。
全体的な感想ですが、何が格段に変わった!という事ではありません。
微妙ですが、しかし確実にシャッキリした変化を感じる事ができました。
さらにこれで車高調サスペンションの効果を正確に感じられる事になります。
HYR製全長式車高調節サスペンション
これはもう違いが顕著です。
何が違うかって、まず見た目が(笑)
特にフロントのタイヤハウスの隙間が絶妙に無くなりました。
かといってかぶさっている「ツラウチ」ではありません。
スペーサーのおかげもあり、ちょうどいい「ツライチ」です。
・・・・ま、見た目の話はこれぐらいにしておいて(汗)
一番はやはり全長式ということでしょうか。
ネジ式のサスと違い、スプリングを縮めて車高を下げている訳ではないので乗り心地が非常に良いです。
もちろんちゃんと設計されているネジ式はそんなことはないらしいのですが、以前レガシィで使ったネジ式の乗り心地のヒドさにヘキエキしていたので。
元々スプリングは乗り心地・固さの両方を加味して設計されていると聞きました。
その性能を存分に発揮させつつ、車高を落とすにはやはり全長式のほうが良いようですね。
少なくとも、今回のHYR製全長式サスペンションは十分にその要件を満たしていると思います。
あとは減衰力調整ですね。
このサスペンションはフロント30、リア18の調整幅があります。
最初は乗り心地重視でフロント4/30・リア3/18(かなり柔らかい)にしたのですが、このまま首都高でレーンチェンジしたらふらんふらん腰砕け状態でした。
やはり嫁さんセッティング(笑)では高速は危険でした。
そこで一気にフロント25/30・リア17/18(かなり固め)に変更。
すると一般道でちょっとしたアスファルトの継ぎ目でもバウンバウン跳ねること。
腰もツラいし、目も回る(笑)
これじゃイカンと、再度下げてみる事に。
フロント20/30・リア15/18(若干固め)まで下げてみる。
するとかなりちょうどいい所まできたようで、乗り心地と踏ん張りの両方がバランスしてきました。
しばらくはその状態で満足していたのですが、また少しずつ???なカンジ。
なんだろう、この違和感?
そこで前後の減衰を調べてみることにしました。
ブレーキ、ワダチ、段差。
それらの動きを前後で別々に捉えてみると、リアがまだツッパる感じが分かってきました。
そこで再度調整。
フロントはそのまま20/30、リアだけ13/18まで下げるとちょうど前後のリズムが合った!
やっと納得できる動きになりました。
サーキットとかで走るとまた変えたくなるんでしょうが、公道ではこのセッティングが非常に気持ちイイですね。
BS・ポテンザS001
これは昨日書きましたが、とにかく乗り心地がいい!
フラットスポットによる振動が無くなった事はもちろんですが(笑)
トレッドのコンパウンドが今まで使ったタイヤとは比べ物にならないしなやかさです。
接地感はあるのに軽いハンドリング、路面の状況は伝わるのにアスファルトのざらつきなどの不快な振動は吸収してくれる良いタイヤですね。
窒素の効果もあるかもしれませんが。
と、この半年かけたシャーシのリフレッシュプラン。
つまり、現段階でうちのM3は新車とほぼ同じということになります。
(もちろんボディ側の経年変化はあるでしょうが)
金額はけっこう行きましたが、これであと10万キロ走れると思えばむしろ割安!?
これからはエンジン関係のリフレッシュを勧めていきたいと思います。
またノーティさんに相談だな~。。
Posted at 2013/03/07 16:38:02 | |
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