やっと、やっと直りました。
この半年悩まされていたフラつきの症状。
あの素晴らしいハンドリングとともにM3が戻ってきました。
昨年の秋~冬にかけて、3カ月入院させて足回りのリフレッシュを敢行。
その頃から少しずつフラつく症状が出てきていました。
そこで主治医と相談しながら対策を施してきたのですが、なかなか改善せず。
アライメントを確認したり、スペーサーを外したり・・・。
先日ちょっと長距離を走る事があって、高速での動きを確認しました。
ハンドルに中立付近での操作感が全くない。
それ自体は以前からあったんですが、数週間前に比べてさらに酷くなっている。
タイヤがワダチに取られて勝手に曲がろうとする。
そしてその修正に追われる。
法定速度の上限程度で走っていても怖いし疲れる。
そのことを主治医に連絡すると、そちらでも調べてくれていたようでした。
そして衝撃の一言。
「ハンドルかもしれませんね・・・。」
シャーシ回りの総リフレッシュをしたためにそっちばかり考えていましたが、言われてみればハンドルは何もしていなかった!!!
「ハンドルのシャフトの根元にゴムブッシュで出来ているパーツがあり、それが終わっているかも。」
との事でした。
つまりコイツです。
「ステアリングロアジョイント」の「ゴムブッシュ」。
これを交換してもらい、昨日試乗してみたら・・・。
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ちゃんと曲がる!フラつかない!!
あの麗しいハンドリングが帰ってきました!!!
この本によると、このロアジョイントのゴムブッシュ、60,000~80,000キロで交換するパーツらしいです。
うちのM3は9万キロ超えてますから、もうとっくに交換時期を迎えていました。
しかも足回りのブッシュなどは新品に替えてあり、サスペンションのバネレートは大幅にアップさせています。
ということは、タイヤ~足回りからの入力は今まで以上に強くなっています。
以前は各ブッシュ・サスペンション等が全部ユルくなっていたので、路面からの入力は平均して受けていたはずです。
(当然、ハンドリングはシャープさを失いダルさが出ていたハズですが、人間の感覚というのは緩慢な変化に気付きにくいので、自分には分からなかった)
今回、このステアリングロアジョイントのブッシュのみが経年変化を起こしているモノを使い続けたので、他の交換する前のブッシュが受けていた「入力→変形によって吸収」が行われませんでした。
しかし新品のブッシュに交換したことによって「入力→変形せずそのまま伝達」が起こり、その結果、未交換であったステアリングロアジョイントのブッシュに入力が全て集中し、劣化を促進させてしまったものと推測しました。
(これについては主治医も同じ意見でした)
これじゃ、いくら良いメンテナンスをしてもらっても直るワケないよね(苦笑)
色々調べてくれて、直してくれたノーティさんに感謝です!
ということでE46のオーナーさんに進言させていただきます。
ほとんどの個体は期間・距離ともにメンテナンス時期を迎えている事と思われます。
ハンドルの中立付近での操舵感が無くなる、加速や減速時にハンドルがフラつくブレるなどの症状が発生した場合、この「ステアリングロアジョイントのブッシュ」の劣化を疑って、早めに対策をされる事をお勧めいたします。
症状が酷くなると、100キロで真っ直ぐれなくなりますよ。
また、フルブレーキでハンドルがフラついて非常に危険です。
乗りもの酔いもしやすくなりますしね。
ぜひ一度、検査してみてください。
店にもよりますが、2万円もしないで直せますので。。
Posted at 2013/06/13 19:10:20 | |
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BMW M3 | 日記