ワイルドギア FFヒーター取付（その３）本体取付

本体、燃料タンク、ダクトを仮設置して燃料タンクから燃料フィルター、燃料ポンプを繋ぎ、最後に電源を繋ぎ動作確認します。最初に燃料ラインのエア抜きの為にポンプを単独動作させる必要がありますが、日本語の取説のおかげでコントローラーの使用方法が簡単にわかり助かりました。

最初排気管から大量の白煙が出ましたが数分で収まり、次回からは白煙は出ませんでした。
問題なく動作しましたので本体やダクトなどを固定していきます。

燃料ポンプとダクトの分岐部分・・・

分岐はタイヤハウス横のデットスペースを利用しました。ここからベット下にも暖気が流れるようになります。

ダクトの奥に燃料ポンプを取り付けています。ポンプは吐出側を15°～35°上に向ける必要があります。
ポンプは動作音（カチッ・・カチッ・・）がするので車外（底面）に設置するのもオススメですが、今回はとりあえず車内に取り付けました。

自作収納家具の中にダクトを通します。
付属のダクトでは長さが不足するのでホームセンターで75mmのアルミ製フレキシブルダクト（1ｍ）を購入しました。

家具上部の暖気吹出口・・・

ベット下の暖気吹出口・・・
狭いのでフレキシブルダクトを無理やり変形させて分岐ジョイントに取り付けました。
吹出口には金網を取り付けて通気口にしました。

本体、燃料タンク用ボックス、ダクトを固定しました。

ちなみに燃料タンクは車内のどの部分でも設置することが可能です。当方は既に自作の収納家具等があるので、とりあえず本体に並べて設置した次第です。

自作した燃料タンク用ボックスの上部のフタを取ると燃料の補給ができます。燃料フィルターもボックス内に収納しています。

車体底から出る吸排気管・・・
穴の部分に耐熱用パテで排気が車内に入らないように塞ぎます。
吸気管にエアフィルター、排気管にサイレンサーを取り付けて適当な位置で固定して取付作業完了です。

車内はすぐに暖まりました。これで冬の車中泊も快適になります。ポンプの動作音も慣れれはさほど気にならないです。エンジンを掛けるよりは静かですので・・。

あと一酸化炭素を警戒する為に車内にCOセンサーの設置が必須です。当方は念のために種類の違う２つのCOセンサーを設置しています。