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勉真田のブログ一覧

2010年08月17日 イイね!

シリーズ08  会社サイドから視る「自己

診療所なび
シリーズ08  会社サイドから視る「自己分析」 12  ~本音が大事!
「働く動機」ということについて、もう少し書いていきます。

 学生が、就活をする上で、何よりも最優先すべきは、この「働く動機」であると僕は考えています。本音ベースの想いを言葉にするのは、なかなか恥ずかしいかもしれないけど、ここをシッカリ言葉にしておかないと、せっかく入った会社も、安易に辞めてしまうことにつながりかねません。発展的な退職は、全然問題ないですが、ネガティブな辞め方は、次に活きないから。まだ働く前の学生にこんなことを言っても、なかなかイメージがつかないとも思いますが、非常に大切なポイントなんで、敢えて書かせてもらいました。

 企業にとって、目の前で面接を受けている学生が、優秀かどうか?を判断する基準は、根本である「何のためにこの学生は働くんだろう?」っていうことが明確に伝わってくること。それを理解したうえで、この学生が、会社にマッチするかどうか?を判断できるんです。企業は学生のポテンシャルが視たいんです。ポテンシャルは働く動機と深く絡み合っています。

 この働く動機から、企業選択につなげていこうと、昨日は書きました。でも多くの学生は、また、ここで悩んでしまいます。

「自分に向いてることが全然イメージできない。。。」
「どうやって考えたらいいか判んない。。。」

 って感じかな?でもね、僕はいつも思うし、ブログでもさんざん書いてきたけども、自分に向いてることとか、適性なんて、実際に働かないと絶対に判らないんです。やったことない世界に飛び込むのに、なんで適性が判るのか?と逆に聞きたいですね。もちろん人によっては、絶対にマスコミ業界がいい!とか、化粧品業界以外はイヤ!とかって人もいるでしょうが、それはあくまで興味の範疇。この時点で、適性を図る尺度は、どんな学生だって持ってないんです。だから、向いてることは将来考えればいいんです。

 僕は、高校から大学院まで理系一筋ですが、今は事務屋。しかも最初の配属は法律分野でした。理系の考え方と全く違うし、知識もないし、配属時点で言えば、その仕事に向いてないのは、火を見るより明らか。何度辞めようと思ったか判りません。でも、今ではこの方向性で良かったと心から思う。人生で、今が一番楽しいといっても過言ではない。だから大丈夫だと断言できるんです。

 でもやっぱり、学生にとって業界研究や企業研究は難しく感じるものでしょう。どっから手をつけていいのか判らないというか。

 なぜ難しく感じるのか??

 これは就活が始まると、周りの動き、友達の進捗、世間やネットからの情報、そして極めつけは、自分のプライドが邪魔をして、本来、最も重要である本音ベースの言葉を封印してしまうから、だと僕は考えています。

 本音ベースとは、例えば、

→ カワイイ女の子の多い職場がいいなあ。
→ 合コンたくさんしたいから残業が少ない会社がいいなあ。
→ おカネをたくさん稼ぎたいから残業が多いほうがいいなあ。
→ 早く一人前になりたいから、仕事が溢れてる会社がいいなあ。
→ 起業を考えているので、最初の会社は腰掛にしたい。
→ 今、mixiでコミュニティやってて、それが活かせればいいなあ。
→ オフィスは都心のキレイなオシャレなところがイイ!!

 こういった、あまり人には言えない動機です。でも、実はこれが、就活のモチベーション持続につながるのが現実です。だって本音なんだから。面接用に色んな言葉を駆使して、外面モードにしようとすることは、確かに重要だけども、原点は常に本音。この本音を探る段階で、色々着飾った表現をしていたら全てが曖昧になります

「頭では判っているんだから、敢えて言葉にして言ったり書き出したりする必要なんかない。第一恥ずかしいし、こんな動機。。。」

 なんて思いますか?

 これは、既にプライドが邪魔している証拠。これでは、ただでさえ五里霧中の就活、特に企業選択が、さらに見えなくなってしまいます。

 再度言いますが、学生が、小難しい志望動機なんか追い求めても、ムリなんです。だって、判るはずがないんだから。僕なんか以前も書きましたが、管理部門に行きたいというだけで、業界はハッキリ言って、どうでもよかったんだけど、研究室に所属していたこともあり、教授推薦のハナシもあったので、食品業界と医薬業界に絞ったというただそれだけのハナシ。結果論です。そんなもんです。

 ・・・ちなみに、僕はせっかく教授推薦をもらって、面接を受けたのに、いざ面接で、何がやりたいか?って聞かれたときに、管理の仕事がしたいです!研究職には興味ありません!なんてどこに行っても言い切っていたもんだから、受かる訳もなく、教授にも説教くらったなあ。。。結局、入社した会社は自分で探した飲料食品のメーカーでしたね。そこしか内定はもらえなかったけど。まあラッキーと言えばラッキーだったかな?

 ちょっと話がそれましたが、要は「働く動機」が一番大切なんです。昨日の事例になりますが、

「ジャガーに乗りたい!」
    
→ いつ? → 3年後までにはローン組んででも → そうするとサラリーマンである以上、残業は止む無し → この会社の営業だったらイケルかな?

 とかっていう流れ。実際にはこんな単純ではないかもしれないけど、これが基本。また、

「一生働いて輝く女性になりたい! ・・・でも残業はしたくない」

 っていうタイプ。実は結構います。でもこれは今の社会では、ハッキリ言って、限りなく相反する要素です。「輝く」ということを、どういう意味合いで考えているか?によっても違いますが、最初の20代のうちは、仕事での両立は恐らくムリです。この場合、どっちを優先するのか?ということも考えていかなくてはなりません。「一生働く」ことは広く探すことも可能でしょうが、「輝く」となると、かなり狭まってくるはずです。

 将来的な転職も視野に入れていて、段階的に輝くステップを踏むと考える人もいるでしょうが、まずは最初の会社のことを優先して考えないと、道を誤ってしまう危険が高くなるから、ここは分けて考えましょう。

つづく。







Posted at 2010/08/17 06:02:17 | トラックバック(0) | 日記

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