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厚労省は２３日、福島県いわき市と茨城県常陸太田市、東海村の水道水から、１㎏当たり１００ベクレルの基準値を超える放射性ヨウ素を検出したことを明らかにし、粉ミルクを溶かすなどして乳児に飲ませないよう要請した。

また、授乳中の母親も避けた方が好ましい。


同省によると、常陸太田市の浄水場からは最大２４５ベクレルのヨウ素を検出、セシウムは検出されなかった。


東海村の一般家庭から２３日に採取した水道水からは１８８ベクレルのヨウ素を検出、ごく微量のセシウムも検出された。

いわき市では、２１日に採取した水道水に１０３ベクレルのヨウ素が含まれていた。

同市は、市内の乳児２４７３人にペットボトルの飲料水計８千本を２４日朝から配布する。


既に同様の要請をしている福島県の６市町村のうち３市町村についても、２１日の測定結果を新たに公表。

川俣町が１７４ベクレル、南相馬市が１３７ベクレル、田村市が５２ベクレルだった。