ボロスポCR-Xのエアコンホースの修理。
長い道のりだったなぁ
ガスチャージした次の日にはコンプレッサが入らずエアコンが効かないという重症。
いろいろ原因を探った結果、ホースの経時劣化による金属製ホースジョイントのホースかしめ部からガス漏れ。
ホースがなんの苦もなくかしめ部から手で抜けてしまうという有り様。
これじゃ一晩どころか数時間くらいでガス全部抜けてしまうのでは?
以下、ガス漏れ発覚から修理が完了し、再度外気温37℃でも室内が冷えてくれるようになるまでの少し長い道のり物語の一部始終。 ※ 結構長文
ダメになったホースは画像の3本中、中央と下の2本。

当然ながら純正部品としてのホースの供給はとっくの昔に終了で買う事は出来ないのでした。
という訳で、“エアコンホース作ってくれるところないですかねぇ?”と、Facebookでお友達にSOS発信!
それと共に自力でも高圧ホースを修理してくれるところをネットで必死に捜索。
その前に、以前投稿した縁石にヒットしたホイールをバーナーで炙ってハンマーでブッ叩いて、アッ!と言う間に直してくれちゃったりする凄腕職人のいつも部品製作でお世話になってるオヤジ様に助けて〜!と駆け込んだのでした。
そしたら、うちはかしめ機はないからと、高圧ホースの修理をしてくれる知り合いの農機具屋さんに聞いてくれたのでした。
しかし、既に廃業してしまってた。ガックリ。
元気出してね!ってオヤジ様にカツ重ご馳走してもらった。
カツ重は美味しかったけど、ご馳走になっても全然元気が出ない〜 はぁ⤵︎
家に帰り、ネットで捜索開始!
えっ!? な!な!なんと拙宅からクルマで10分のとこに高圧ホース修理 / 製作専門会社があるではないか!
なんだか灯台下暗しのようだなぁ〜(苦笑)
出張修理までしてくれるそうな!頼もしいねぇ。
件のホース2本を持って早速工場に突撃!
クルマのエアコンホースはジョイント部が専用仕様が多いから、その場合ジョイント部は再使用し、
そのジョイント部にかしめで接続されてるホースの交換と、かしめ部を修理するとの事。
ジョイント部は汎用品が使えれば新品交換になり保証“有”だけど、修理再使用の場合は漏れない保証はできないとの事。
当然それでもお願いしたです。。。
漏れなしで直りますように!
待ってればその場で修理してくれるのが普通らしいけど、閉店間際だったので、でも明日の午前中には完成するとのこと。
実際、次の日の午前中に完成!
ただ、2本のうちジョイント部がU字型してるホースは、
かしめ機にセット出来なかったとの事で修理不可。
残念。。。
でもストレート型のホースの方は直ったから良かった!
このU字型しててカシメ機にセット出来ずに直すことが出来ないでいたホースの方はFacebookお友達でもあるオートメカニック誌のライターさんからホースを製作してくれるところを紹介してもらった!多謝!
タイミング良く、今月号のオートメカニック誌ではBEATのエアコンオーバーホール記事が!
やっぱりオートメカニック誌は買って読んでなきゃダメだねぇ(笑)
実際に役立つオートメカニック誌であります!
チーボさんからは、そのオートメカニック誌さんのエアコン修理記事を読まれ、同じ修理工場を教えて頂きました。チーボさん本当にありがとうございました。
早速紹介頂いた修理工場に電話すると、「ホース送ってもらえりゃ修理して代引きで返送するから、それがお互いに一番手間が掛からなくていいよ〜」との事。確かにそうだよね。。。
という訳で、宅配便で送って修理してもらい、代引きで返送してもらったけど、中二日で戻って来たのでした。早い!
出来上がって届いたホースは、やはりU字部分がカシメ機に入らなかったみたいで、ホースを2分割して作り直してくれたのでした。やってくれるところは、こんな修理の方法なんですね!
※ 画像上段が作り直してもらった2分割ホース。下段が修理前のホース。
そして完成したホースとR12のフロン対応代替ガスのCOLD12と、エアコンオイルと、巷で評判の漏れ止め剤と、クイントインテグラ用だけど、ホースジョイントを換装すればポン付け出来る新品コンプレッサ持参で、
やはり行きつけ、いや、掛かりつけのお亡くなりになったバラスポがゴロゴロしてる、うちのバラスポくんがお世話になってる近所の修理工場へ!
因みに作業内容に “ウォッャー液”とありますが、
エアコンのガスと共に注入すると効きがバツグンに良くなるんで入れてもらった!
なんてことはなく、
ウィンドウウォッャー液が減ってたのでサービスで補充してくれたのでした。
チャンチャン(笑)
数日後、エアコンが復活したうちのボロスポくんを引き取りに行き、次の日猛暑の中 数時間、これまた数軒の行きつけのカフェ巡り試走したのでした。
もちろんエアコンはバッチリ!
という訳で、気分的にいつにも増して美味しい珈琲を味わえたのでした。
最後になりましたが、オートメカニック誌様、スギタラジエーターワークス様、チーボさん、近所の宇都宮高圧ホース社様、ダイヤモンドエンジニアリング様、SCE様、新品コンプレッサを無償で譲ってくれた黒兄貴、また四方八方手を尽くして頂けた皆様、ほんとうにありごとうございました。※ 順不同
皆さんのご厚意がなかったら直すことが叶いませんでした。
ただただ感謝感謝です。
今後とも宜しくお願い致します。
これで今年の残暑も乗り切れます!
Posted at 2016/08/14 08:16:34 | |
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