
コソ練ならぬコソレース。富士チャン仲間にも内緒にしていましたがユーストリームで配信されてばれてしまったので書きます(笑)
なぜ内緒にしていたのか?
富士のロードスターカップ勢の有志が9月のFNの前座レースとなる東北ロードスターカップに参戦するとの話を聞き自分も行ってみたいと思ったのですが、この有志というのがすごいメンツで各クラスのトップクラスの人たちでNA6においてはNB8も平気でカモル人たちなので初参加では一瞬たりともからみさえできないだろう・・・
しかも、会場となるSUGOには足を運んだことすらないというありさまでしたので、これは皆に内緒で修業しておくしかないと思った次第です。
また、我が手組エンジンが奇跡的に無事に動いておりますが、ピストンクリアランスが広いのはわかっており寿命も短いと思われます。
なので今のうちにこの世の春を満喫しようという気持ちもありました。
あと結構なウエイトを占めるのが菅生名物RQに会うのも楽しみの一つ。いえ二つ?いえ三つくらいです(汗)
(菅生のHP見てみ・・・まじで美しいから。)
更に言うと、Youtubeに上がってる東北ロードスターカップのインタビューしてる娘さんが可愛いのもポイントでした。
とにかく後先考えずにエントリーだけしてから、サポートを募ったのですがなかなか見つかりませんでしたが二人のAライ保持者ののめさんとねとらさんが協力を申し出てくれました。
私は前日の4月23日(土)の早朝にさいたまを出て10時過ぎにSUGOに着きました。まさに森の中のサーキット。パドックやピットなんかもそんなに広くなく富士と比べるとローカルな印象でした。また、雪が残る蔵王の山々が間近に見えるのも良いですね。
東北道を北上する道中にこれは明らかにそうでしょうというNDとNCのパーティーレース仕様車に遭遇したのですが、着いたらやはり居ました(笑)北上するにつれだんだん桜が綺麗になってきましたよ。
着いたら事務局のケンオートのおばら社長が声かけてくれて、一枠無料券くれたので、本当は前日練習なしで予選ぶっつけで行こうと思っていたのですが、走ることにしました。
ロードスターカップのコミュニティにアップされている7号車の車載を一週間通勤電車の中で見てコースのイメージトレーニングしてたのですが、本当に走ってよかったほとんど富士しか走ったことのない自分にとってはとても難しいし、コースが狭い。しかも縁石超えると土なんで勝手が違います。コース幅が違うので同じ100Rでも実質的なRが小さい。しかも山坂が激しいのでブレーキングのタイミングも難しいと来てる。
一枠走ってこれっじゃ予選に臨むところではないとわかり、午後の最終枠も走ることにしました。その間にまた7号車さんの車載を見てああここか~みたいにおさらいをしつつ、菅生勢の27号車さんにもアドバイスをもらい走りました。一本目よりは良くなりましたがまだ、まだ慣れません。菅生はP-LAP使えなくて何秒で走ってるのかわからないので困りました。
初めてのサーキットなのでガソリンの買い方も違ったり、いろいろわからないことが多かったのですが、本当に東北の人って親切ですね。ガソリンスタンドのおじさんなんかすごく親身になってくれて感動しましたよ。
大変だったのがレーススポンサーのステッカーをたくさん貼るのですが、石鹸水スプレー持ち合わせてなかったので苦労しました。
準備完了して近くの民宿にチェックインお風呂を頂き、夕食タイムぼっち飯でしたが、食事はまさにおふくろの味でとてもおいしかったです。次もここに泊まりたいです。
あとから宿に駆け付けたのめさんとしばしレース談義をして就寝。
翌朝6時に起床しセブンイレブンでコーヒーを飲んでいざ出陣。当日入りのサポートねとらさんも合流して車検の準備。
7時55分車検場、指摘事項はテーピングとミッションオイル汚れですぐに対処できました。車高は図らなかったような・・・。車重はガソリン込で941kg。えっ?軽くない?ギリな感じで焦りました。 若干ホイールが重いものの富士では955Kgだったんですよね。結構台貫にも個体差があるようです。
装備品チェックは結構厳しかったですね、というより係員さんが東北人らしくない感じ。
メディカルは軽くクリア、そのまま初めてのブリーフィングに臨みます。説明パワポの中でドライブスルーペナルティーの表示の説明あったんですがちょっと笑えました(ゴメンなさい)・・・・「D NA8 末広がりなぞろ目」あれ??伝説になっとるやん!いやいや単なる偶然でしょ、きっと・・・東北の人そんなにブラックじゃないと思う(笑)
予選は9時、全然時間ありません。コースインのやり方も富士と違いピットから出ます。2分前にピットレーンに出れるのですが、ここからレースが始まっています。パワーはあるが足が柔らかくコーナーがきついと思われるNCパーリーピーポーに前に出られるといいとこ消されちゃうと思い必死に0、55の後をキープ。予選時間は15分一応ついて行こうと試みるが無理。27号車さんにあっさり抜かれ一人旅、最終ラップいい感じだったのですがNCが2、3台でスロー走行白旗が出ていてタイムアタック諦めてNCさんについてピットイン。走行中タイムが分からないのでプッシュすべきかどうかも判断つかず1分47秒台。終盤クムホも垂れてきました。予選順位は1/1位であり4/4位であり5/9位
。ロードスターカップ勢では最後尾、NCパーリー54号車さんがめっちゃアグレッシブで総合4位に食い込む。チャーミングな女性ですがすごく速いです。後ろにはNCパーリー2台、NB6パーリー2台となりました。
決勝は12時から10Lap、出走前点検が11時30分なので、ロードスターカップ参加者、サポートとJMRC事務局方ケンオートの方たちとテントの下で談笑楽しかったです。名前もばっちり覚えましたよ(笑)
更にスーパーFJの決勝スタートと表彰式だけ観覧。そうです、変なおじさんです。目的は美しいと名だたるRQを一目見るため。
今日のクイーンはだあれかなぁ?
めっちゃスタイルいいしカッコいいぞ!HPで即チェック! 高木由紀さんでした。マジで美しいしボードを掲げる姿は凛として一種の武道の型の様。美しくあるため緊張の中全力を尽くしているのを感じ、彼女達もアスリートなんだなとリスペクトし、自らも全力投球を決意しました。
12時決勝。
コースイン~グリッドに着くまでパレードラン扱いで同乗OKでとっても大きい若者を助手席に乗せグリッドに着く。そしてまた驚きの全体集合記念撮影、出遅れたためRQの高木由紀ちゃんの隣は取られていた(泣)次回は猛ダッシュするとしよう。
撮影後急いでヘルメットかぶりベルトしてハンスして手袋して超焦りながらフォーメーションラップに間に合わせました。グリッド位置を風景と手らし合わせ覚えましたが、フォーメーションラップから戻ってグリッドについたらなんか絵が違う?自分では見えないけど大分後ろだったのかな??
そんなこと思ってるうちにすぐにランプが着きはじめ全滅すたーと! いつも失敗するのですが今日は好スタート!インに振って右後ろのゼロスタートの速いNCをギリギリ抑え、グリッド順はキープ!
前では少し順位の入れ替えがあり55号車が0号車の前に、パーリー54号車さんが27号車の前に、1周目はなんとか着いて行ったのですが、2周目頃には前が予選の序列に戻りそこからついて行けません、徐々に54号車さんが遠くなっていく。後ろでは遠くでNCパーリー2台がやっているのが見えるがこちらは徐々に離れていくということで単独走行になり、ミスに注意しながらも全力をつくすが単独では徐々に アドレナリンの分泌が少なくなっていく。結局1ラップ目がファーステストでした。同クラスがいて引っ張りあえばまたまだタイムは縮むでしょう。次回はバトルを楽しみたいですね。
結果予選と同じ1/1位であり4/4位であり5/9位となりました。
ロードスターカップはクラスに関係なく順位が決まるのでNA6に勝目はないのですが、何とか表彰台に登り、高木由紀さんと記念写真撮りたかったのですが、今回は上がれず、下界から撮りまくりました(笑) スマホなんで小さいですが思い出の品としたいと思います。
表彰式終了後ピットに戻るとアイちゃんとカメラマンさんがインタビューに来てくれて初テレビ出演みたいな感じになって、訳わからないコメントをしてしまって恥ずかしい限りです^^;
その後車両保管解除までの間にJMRC事務局さんが配給してくれるお弁当を食べながら菅生の走り方や富士にもお出でよ〜とか、俺もロードスター買うとか、色々楽しい話しをして盛り上がりました。
そして後片付けをちゃっちゃと終わらせ皆さんやサポートのお二人に挨拶し。15時位には楽しかった菅生を後にし、一路埼玉を目指し南下します。帰り2回も54号車さんと遭遇し手を振ってご挨拶しました。
パーキングではとりあえず牛タン食べて、批判回避のため牛タンのお土産を買って19時30分頃帰還し楽しかった週末を終えました。
関わる全ての皆様に感謝感謝ですm(__)m
さて最後に東北ロードスターカップに参戦しての良かった事を書き出しますので皆様も是非エントリーを!
●桜前線の北上を身を以て体験、しかも美しい
●道中の他のレース車両とのコミュニケーションがなんか良い
●菅生サーキットを初体験。山坂ありのスリリングなコースが最高です。
●サーキットのスタッフもそうですが、東北の方の親切な事にいたく感激!
●民宿のご飯がめっちゃお袋の味で美味しかった。しかも安い!
●一人で参加しても誰か助けてくれる感じ。
●エントリー費が四万なんぼで高いと思ったけど、ひと枠ぶん無料で練習走行券くれるし、お弁当も出してくれるのでグッド!
●更にRQが一人来てくれて、6人のRQの誰が来てくれるのか楽しみあるし、マジでプロフェッショナルなんで最高にレースを盛り上げてくれること。
●そしてJMRC東北ロードスターカップに関わる事務局やドライバーの方達とのコミュニケーションが楽しいです。
関東からは少し遠いですが、富士とはまた違う魅力がありますよ! 次戦は7月10日だそうです。是非参加、応援に来て見て下さい、きっと良い思い出になりますよ(^O^)/