
昨日初日を迎えた宙組公演ですがやはりベルばら公演に挟まれたために観客動員が今イチです。花組も前評判を覆す仕上がりでしたが約1年と短い期間での再演で来場客が伸びず苦戦しました。宙組は児童文学にもある「岩窟王」を原題の「モンテ・クリスト伯」、レビュー「Amour de 99!!」の豪華2本立てでモンテ・・・はアメリカの学生が演技稽古中での劇中劇としてストーリーが進むので非常に初心者でも分かりやすく展開して行きます。今回モンテ・クリスト伯(エドモン・ダンテス)が早替わりが多々あり今日はちょっとしたハプニングに出会いました。早替わり=変装して他人に成りすますのですが付けヒゲを貼りかえることが多く一場面でヒゲが半分浮いた状態で登場して来ました。もちろん本人は気づいてますがヒゲを触る場面はなくどうするのかと思ったら後ろ向きで舞台を移動する場面で見事に右手でヒゲを押さえてるのを見事に双眼鏡で見ました。振り返ると何事も無かったように芝居は進みます。ラストもちょっと衝撃が走りましたがハッピーエンドでした。
今回も同期性がモンテ・・・の協力者として小笑いをさせてくれたりポロリと来る場面など出来は良かったです。
レビューは過去に在籍された演出家の先生の思い出の作品から主題歌などを繋いで行き99年を振り返るもので珍しく3組ものリフト(男役さんが娘役さんをダッコしてクルクル回る)もあり拍手喝采でした。
休憩時間に劇団のスカイステージで友人に月組公演での映し出された場面を解説してるとファン歴が60年のベテランの方とお話をさせてもらいました。この方は地元なんで何と28回の観劇をされていて花組も結構通ったそうです。そこで話題に出たのが日替わりのアドリブで特に変装で使うカツラが控室に数種類置いてあり当日の気分でどれを被るかを決めていて誰もその場面までカツラのタイプが分からないようでまさにアドリブで間を繋ぐ、空気を読まないとしらけるので周囲はヒヤヒヤしてたらしいですが後半に入り雰囲気を和みだし突っ込みに返しもあったり、笑いも拍手も大きくなり千秋楽では東京も頑張るぞー!と声を上げてたらしいです。
写真は今朝のトップの入りで助手席から降りて来るところです。車は前回と同じポルシェカイエンです。
Posted at 2013/03/16 23:30:52 | |
トラックバック(0) | 日記