スロープ製作

全体像。1800mm・38mm厚の板で２分割式。これをもう１セット使ってスロープにします。製作時間は丸１日くらい。ここに至るまで、10以上の設計案を考え、５回の試作を重ねました。
実際作らないとわからないこと、多いです。
ポイントは一人で設置可能で、車両と一緒に２トントラックで運搬可能で、高さ調節も可能であること。

スロープ用の板は1800*180*38mmを8枚使います。２枚をつなぐ横板は400*180*38mmです。トラック側は19mm厚でできるだけ低く抑えました。
ボルトはM8の90mmを使ってます。

中間点を48.5φ単管パイプで支えます。管太くんっていう製品を使って格子状に組んでます。これをリジッドラックで支えます。また、実際に使うときはタイダウンベルトで固定し、ずれないようにします。
単管パイプは2000mm２本、1000mm２本、500mm２本、200mm４本。鉄工所でカットしてもらうと楽チン。
管太くんはＹ字２個、Ｋ字２個、150φキャスター４個。キャスターはもっと小型で十分です。
キャスターつけとくと、台車代わりになって板とか必要なものを乗っけて移動できるので楽になります。

板を固定するボルトは台形になるように配置してやります。これで４箇所留めでもしっかり固定できます。長方形に配置すると、平行四辺形になるので歪んでしまってダメです。
真ん中をさらに固定すると強度が上がるでしょう。

最初はこんな風でした。でも、底が当たってそのままではだめ。アルミラダーの端に角材をあててジャッキアップする必要があります。固定方法に気をつけないと、めっちゃ危険。
アルミラダーは2400mm。２本で２万円。今は使ってません。(^^;

次に試したのがこれ。トラック前輪を上げて傾斜をつけるとだいぶいい感じになります。でも、アルミラダーの端っこが高いため、やっぱり当たります。残念。

単管パイプでクレーンを作ってみたことも。これは2000mm弱の高さです。こんなんじゃ高さがぜんぜん足りず。重量もかなりのもので、一人ではツラいので諦めました。