まぁ、
昨日の件の続きなんで、配線処理って言うより敗戦処理ってな感じですが(苦笑
12時過ぎから作業を始め、まずは昨日外し方を間違えて壊してしまった助手席側のエアコン吹き出し口の取り外し作業を開始。
昨晩みんカラの整備手帳を見まくって調べたポイントに内張り外しを突っ込み、ゴリゴリと作業。
すんなりとはいきませんでしたが、なんとかパーツに負担をかけずに外す事が出来ました。
外したパーツを見てみます。
昨日無理やりこじったせいで内壁が白色劣化しています。
外側から見ても、白色化しているのがわかります。
写真には写っていませんが、表面のパネルを固定する部分が千切れて変形していました。
ここを元の状態に修正する事により、ルーバーの上下操作がぎこちなくなっていたのが治りました。
状態確認が終わった吹き出し口を元に戻し、作業再開。この時点で12時40分。
グローブボックスの勘合を外してヒューズボックスとご対面。
事前に調べた情報では、ヒューズの上側が電源側になっているとか、何番のヒューズがイグニッション電源だとか色々あったんですが、いまいち情報に整合性が無い&自分の135iのヒューズ番号表と一致しないようなので当てになりませんでした。
アクセサリーソケット電源(ヒューズ番号表では8番になっていましたが、車両によって違うと思います)のヒューズを抜き、エンジンをかけて検電テスターを使って調べると、下側が電源側でした。
ここにヒューズから電源を取り出す配線を付け、ヒューズボックスの隣にあるボルト(T30だっけな?)を外し、アースを取ります。
そして、グローブボックス下のパネルを外し(T20のネジ2本と固定ピン1つ)配線を引き回します。
助手席、運転席共に、フットランプの配線が伸びてきているので、引っ張り過ぎないよう注意です。
次に運転席下のパネルを外し(T20のネジ3本と固定ピン1つ)センタートンネルに配線を通す隙間があるか確認します。
が、FRを舐めていました。トランスミッションが鎮座する分センタートンネルがばかでかく、大きな隙間は殆どありません。
助手席側からみると、光が差すのがわかったので何とか隙間はあるようです。この時点で13時。
ここから大苦戦。
いろんな場所から配線を通そうと格闘するんですが、隙間が狭く、なかなかうまくいきません。
配線通しがあればなぁ…ってか、先に用意しておけよと。
1時間格闘しましたがここで断念。外したパーツを仮組みし、配線通しを買いに出かけます。
この時点で14時…休憩後、配線通しを買いに行き、作業再開したのが15時。
配線通しを使い、ケーブルを突っ込みます。
笑えてくるくらい瞬殺でした。運転席側から電源ケーブルさんこんにちわ。
やはり、適切な手順で、適切な場所から、適切な道具を使って作業するのが肝心ですね。
この段階で助手席側の作業は終了となりますので、配線を整理して外したパネルを元に戻します。
って、写真では全然整理できてるように見えませんけど(汗
運転席側エアコン吹き出し口上部まで配線を引き回します。
ダッシュボードサイドパネルとエアコン吹き出し口を外すのは…昨日の今日なのでちょっと怖い。
Aピラーの内張りを外してなんとかならないか考えます。
『AIRBAG』と書いてあるプレートを外し、T20のネジを外す。
このあたりはみんカラの整備手帳にもよく載っていますね。
そしてAピラー内張りは2個のクリップで留っているので引っ張って外すのですが…これが結構硬い。
慎重に恐る恐る作業したのもあるんですが、予想以上に苦戦しました。なんとか無事外せました。
外す時、勢い余ってクリップが内張りから外れて吹っ飛び、ダッシュボード内部に落ちてしまう可能性もあるので要注意です。
配線を上まで持ってくる訳ですが、どうしようか…ダッシュボードサイドパネルは外したくないな…
結果、上から配線通しを突っ込み、下側で配線をキャッチして引っ張り上げました。
って、1行で書いていますが、ここでも結構苦戦しています。
写真の配線の隣に写っているのは、レーダー探知機を固定するのに使っていた両面テープです。
Aピラーの内張りを戻します。
余計な配線が通っているのはあまり関係なく、それ以前に結構硬い。
特に上側のクリップが固くてはまらない…バキッ!
なんとかはまり…ませんでした、微妙に浮いてる。
嫌な予感がして、もう一度内張りを外してみると…
はい、クリップ1名様どうみてもお亡くなりです。本当にありがとうございました。
後でエアコンパネルと合わせてこれもディーラーに買いに行こうorz
壊れたクリップを無視してAピラー内張りを取り付け、レーダー探知機を仮設置します。
…微妙にケーブルの長さが足りない。
まぁいいや、どうせクリップを買い直した時に再度Aピラー内張りを外すし、その時に修正しましょう。
運転席下の配線を整理し、外したパネルを元に戻します。
この時、足元のエアコン吹き出し口や、クラッチペダルと配線が干渉しないよう、気を付けます。
なんとかすべての作業が終了。この時点で16時30分。
余計な確認作業(配線じゃなく敗戦処理)や、無駄に苦戦した時間を除けば、実作業時間は2時間くらいってところでしょうか?慣れれば1時間で出来ると思います。
ちなみに今回の作業によって、レーダー探知機は、
作業前
作業後
ってな感じになりました。
付属しているシガーライターから電源を取るケーブルと比べ、別売のユピテル純正電源取り出しケーブル(以前の車で使っていた物を流用)の方がプラグも線も見た目的に古臭いのがいただけません。
ケーブルの長さが足りないせいで、両面テープが少し後ろにはみ出ています。
このあたりは後日修正予定。
そしてアームレストのアクセサリーソケット付近は、
作業前
作業後
って感じになりしました。
作業前は携帯充電器と併用する為に2個口ソケットも使っていてごちゃごちゃしていたのが、何も無くなってスッキリし、満足です。
さてと、再び敗戦処理再開。
ディーラーに壊したパーツを注文しに行きます。
調べたところ、RealOEM.comでの各パーツの値段は、
フレッシュ エア グリル LH $53.55
ダッシュボード カバー LH $6.76
クリップ natur $0.61
合計 $62.72
これを日本円に換算してみましょう。
アメリカドル/日本円の為替は直近では91円くらいですが、ここ1年の平均だと95円くらいなんでそれで計算してみます。
フレッシュ エア グリル LH \5,087
ダッシュボード カバー LH \642
クリップ natur \58
合計 \5,787
になります。
でも、BMW Japanの事だからきっとぼったくりな価格設定だろうなぁ…
自分でやっちゃ事だから仕方ないけど。
が、意外にもディーラーで聞いてみると、
フレッシュ エア グリル LH \5,103
ダッシュボード カバー LH \714
クリップ natur \63
合計 \5,880と、良心的な価格設定でした♪
整備担当の方と海外との価格差の話をしていると、『中には設定価格の高いパーツもあるんですけどね』と釘を刺されました。
どんなパーツが高いかわからないし、極力壊さないように気を付けましょう。
ちなみにエアコン吹き出し口とクリップは国内に在庫があるので2~3日で届くけど、ダッシュボードサイドのパネルだけ在庫が無いので本国発注になるから1ヶ月くらいかかるとの事。
先にパーツが届いた時点で、Aピラーとレーダー探知機の配線、本体の固定の修正をし、1ヶ月後にダッシュボードサイドパネルが届いてから、エアコン吹き出し口と合わせて交換する予定です。
今回使った工具
トルクスドライバー T15,T20,T30
電工ペンチ(配線へのギボシやクワ型端子取り付けなどで)
配線通し
最後に今回かかった費用の決算。
ユピテル直接電源取り出しケーブル(\1,575)…流用したので\0
ヒューズ電源取り出しケーブル等の配線代…\567
配線通しなどの持っていなかった工具代合計…\1,375
で、合計\1,942で済むはずだったんですが、壊したパーツの購入費用が余分にかかっているんで合計\7,822と、それなりにかかっちゃいました。
あと、自己満足度…プライスレス、お金で買えない(以下略
ってとこですね。
まぁ、ショップに作業を依頼すると、似たような値段になってくるとは思いますので結果ヨシとします。
そのうち時間があったら今回の作業内容を整理して整備手帳にアップしようと思います。
(面倒だから完成後の写真だけ載せてこの記事にリンクを貼るだけにするかも)
が、自分は文章を整理するとか、簡潔に纏めるとか、箇条書きってのが物凄く苦手なので、いつになるかは未定です(苦笑