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海の日連休恒例のＧＴ、前回２０１０年と同様で南東北一周です。
福島、宮城、山形、新潟と、半時計回りに周回しました。

人知れずワインディングロードを探しに行くことが当初の趣旨であったものの、いつの間にかダム巡り（ダムカード収集）に目的が変わっているコトも否めませんが理由なんてどうでも良いのです。
幸いにして山坂道とダムはコインの表と裏の関係であり、矛盾しません。
良いワインディングの近くにはダムがあり、ダムの近くには良い道があると言う事。

地図を前に「アッチ行こう、コッチ行こう」「この道良さそう」なんて言いながら、ハンドルを握り、愛車を走らせ、初めて出会う素敵な山道を駆け抜ける。
『突き抜ける喜び』であり、精神の開放です。

暑苦しい前置きは終わりにして今回の報告・・・

7/13
郡山インタールートイン集合…缶ビールと地図片手にルート最終調整

7/14東北自動車道福島飯坂ＩＣよりＲ３９９にてまずは摺上川（すりかみがわ）ダムへ































綺麗なロックフィルです。奈良俣ダムのような白い堤体がヨロシイ。

ジムニー規格の舗装林道を抜けてＲ１１３で山形県に突入し、向かうはここ↓



宮城県の七ヶ宿ダム。
こちらもロックフィルながら赤茶の堤体。
この日の午前中に二つもダムを頂いたので後はワインディングを求めて蔵王エコーラインへ向かう。

が！

最短の県道５１号が災害復旧のため通行止めでした…。
１１３号線はダンプが多いな～と思ってましたがこの為の工事用車両でした。

気を取り直して１１３号線をさらに走り、山形側からエコーラインへ舵を切る。
秘かに期待を寄せていたけども、この日は曇り勝ちのパッとしない天候により、エコーライン周辺は濃霧でした。
「景色見えず、ハザード点灯し徐行、おまけに寒い」と言う三重苦により早々に下山し、笹谷ＩＣから宿のある山形駅へ向かいます。

２年前にも寄った酒樽の中で飲む居酒屋で陸奥八仙を呑み、店員さんの山形弁を聴くと旅気分が盛り上がります。旅情ですな。

7/15
本日の宿泊は新潟市なので山形自動車道とＲ１１２で日本海へＧＯ！
途中、荒沢ダムへ寄り道。



立派！小規模ながら渓谷の最奥で長年風雪に耐えた迫力を感じます。

さてここから新潟と言うと南下する事になりますが、地図には朝日スーパー林道と言う道が表記されてます。
しかしこの道は白山スーパー林道と似て非なるものでダート+ゲートが開いてるか不明のオソロシ林道なので普通乗用車では通れません。
一度戻ってＲ１１２で鶴岡を目指します。
ここで鶴岡市街から日本海まほろばラインでも良いのですが芸が無いので一本内陸のＲ３４５を使います。
地図で見る限り等高線を良い感じに縦断している国道で適当な峠が何箇所かある模様。別名「鬼坂バイパス」
『激坂』と言うことかしら？それともその昔、鬼がいたのでしょうか？？

国道のくせして一部はこんな感じですが・・・



この３４５号線は鼠ヶ関で国道７号と重複しますが勝木で離合し、笹川流れを過ぎて胎内で終わります。

笹川流れ周辺はキャンプやＢＢＱの集団を良く見かけ、フリーダムな雰囲気に溢れてました。
景勝は能登半島辺りの日本海のほうが勝っている気がします。

荒川胎内ＩＣから高速で新潟市に向かいます。
この夜、新潟在住の友達夫妻と旨酒を囲み、また大学以来となる10年ぶりの再会もあり、中身の濃い一日でした。

7/16
帰途は関越自動車道をひた走ります。

Ｒ５１
Ｒ３５５
北関東道
東北道
Ｒ４９
Ｒ３９９
Ｒ１１３
県道２６８号
県道１３号
県道１２号
Ｒ４５７
山形自動車道
Ｒ１１２
県道３４９号
Ｒ３４５
日本海東北自動車道
合計1,414km

今年も終わってしまったフレンチブルーミーティング。

参加の皆様におかれましては無事帰れましたでしょうか？

私はなんもドラマもなく、渋滞にはまることもなく、淡々と帰りました。
久々の東京ベイエリアの夜景は綺麗だったなぁ。

正直、今回のＦＢＭは行く前にほぼ終了していた感があります。

Ｖ６ターボにナンバーついてない時点でね・・・。




ええ、間に合いませんでした。





ま、ナンバーあったとしてもデビューが台風じゃ先が思いやられるし・・・。





ほぼ四半世紀前の後輪駆動2.5Lターボ、おまけにドッカンターボ、

その上ＡＢＳ無し。

極めつけはパワステ無し。

エアコンはまぁまぁ効くかな？



こんなクルマを台風の雨風のなか、車山に向かうことを考えますと答えは言わずもがな・・・。




「戦略的撤退」です。


クルマよりもドライバーの慣らしが必要ですから。。。


木曜日にはＣ４のアンダーカバーの取り付けをしてました。

来年こそ雨ニモマケズ、風ニモマケズ、Ｖ６ターボで行きたい所存です。