
PCの中の写真を整理していたら、こんな物が…。決して北畠さんの真似してませんよ(汗)
僕が初めて海外取材に行った時の写真です。確か横田紀一郎率いる「Team ACP」のプリウスエコミッション・ノースアメリカの取材に行った時です。今から11年前。若いな…オレ。
入社して約3か月、やっと会社に慣れては来たものの、まだまだ右も左もわからない状態の僕に、編集長は「みんな忙しいから、山本君がアメリカに行ってきてくれる?」と。
いちおアテンドもいるし、カメラマンも同行してくれるので、今考えると比較的楽な取材だったんでしょうけど、当時の僕は、日本から脱出したことなければ、飛行機にも乗ったことがない。英語はそこそこ勉強したとは言っても実践ゼロ。「さぁ、どうしよう」と出発当日はもちろん、出国/入国まで全てのことでアタフタ/ドキドキしてましたっけ。飛行機の中であまりに緊張してゲロ吐きましたから(笑)。
アメリカに着いてからも、とにかく必死で取材しましたっけ。当たって砕けろ的な感じで、片言の英語でインタビューとかしましたもん。他にも異国に慣れるには「実践あるのみ」という感じで、ひとりで買い物&食事、タクシーに乗ったりしました。今では当たり前のことが、すべて新鮮だったのを思い出しました。
日本に帰って、初めてページを一人で作る時も必死でした。レイアウトを考え、写真をセレクトして、タイトル周りを自分で決めて、自分でレポートを書いて。これも今では当たり前のことですが、ページとなってホントなって出来上がった時はうれしかったなぁ…大きな特集ではなかったですが。
あれから11年、編集次長になって、そこそこ仕事もできるようになって、大きな特集を任されるようになって、「これじゃダメだから、原稿書きなおし!!」ってライターに言えるようにもなって、海外取材も普通にでかけることができるようになって、右側通行でも普通に運転ができて、飛行機が遅れる&欠航やホテルが予約できていなくても動じなくなりましたけど、その反面、失った物もいろいろあるような気がします。
XaCARは毎月発売されます。一冊一冊情報は違いますが、業務としてはルーティーンの仕事です。毎月違ったことをしようと努力や工夫をしているつもですが、久しぶりに昔の写真を見て「僕ももっと頑張らなきゃな…」と思ったのでした。
ブログ一覧 |
仕事 | 日記
Posted at
2010/10/30 19:22:17