
SLT、みたいな(笑)
って、またまた知らんがなぁ~!の感もある、SING LIKE TALKINGさん。
「Togetherness」 ってマキシシングルのレーベル面にデカデカとSLTって書いてあって、友人がELTのパクり?なんて言ってた記憶…(^^ゞ
そんなSING LIKE TALKINGさんやら角松敏生さんに、何故か衝動買いで尾崎豊さんまで…買い過ぎ???
角松敏生さんのベスト盤は、まぁ、惰性と言うか、何かそんな感じだろう、ってコトで新曲しか聴いてませんが、まぁ、何と言うか、いつも通りの角松さんってな具合で、良いけどハジケて無くて角松さんらしくない…って古いファンには嬉しいんだろうけど。ってか、ウチも一応凍結前から聴いてたから古い人なんだろうけど…(^^ゞ
尾崎豊さんのは、ホント、衝動買い(笑)
中学生の頃、腐るほど聴いたんで今更何も聴くコト無いんですが、それでも何となく買ってしまった、と。
で、今回の目玉は何と言ってもSING LIKE TALKINGさんの超久々なシングル「Dearest」&アルバム「Empowerment」。
もう、ホント、どれだけ待たされ続けたコトでしょう(って、7年振りらしいですが)。なんて自分勝手にも言ってしまいそうなほどに久々。
竹善さんのソロなんて興味ネェんだよぉっ!なんて言い切った僕は、露崎春女さんも参加してた1stの再販は買ったものの、ホント久々の竹善さんの声。
やっぱり西村さんや千章さんと3人揃ってる方がカッチョエェ!って思いたいし、実際、ソロはもの足らなかったんですよね、ラジオとかでかかってても何か、こう、グッと来ない。
もう、何かヤバいくらい期待値上げまくりでしたが、大震災の影響で発売延期。青森出身ってのもあったのでしょうね。僕も部外者の癖に気が気でなくて、CD忘れまくり…(^^ゞ
で、土曜日の露崎春女さんのライブで思い出した!みたいな(笑)
そう言えば竹善さんは3月11日に仙台で被災されたとか。で、Tweetしたら不謹慎攻撃で撃沈されたらしい…不謹慎とか自粛が口癖だった奴らって、一体何が愉しいんだろう…なんて言うのが一番不謹慎???
ってなワケで、一通り聴いてみましたが、一言で言うと、良くも悪くも大人になったなぁ…って感じでしょうか。
昔、石川県ではSING LIKE TALKINGさんがFMチャート上位の常連だったみたいで、車で掛けてたら石川県民が、「この人らってメロディーがキモくない?」みたいなコト言ってましたが、まぁ、何となく解るんですよね…何か引っ掛かる感じで、初めての時は違和感が残る感じ。
今回のは引っ掛かりよりもむしろすり抜けてしまうような、メロディーが一回で憶えられないのは相変わらずなんですが、一回目にサラッと聴いたら何かそんな感じ。
一言で言うなら地味、良く言えば大人っぽい、下手すると大人しい印象に少し寂しかったりも(笑)
休眠前のMetabolismやRENASCENCEは、一般ウケとかマニアウケは別にして、結構ファンクロックみたいでカッチョエェ!なんて思ってたのに、その、いやむしろそれ以前…13cats化した辺り?からのハデハデ路線からは一線を画してて意外でした。
この辺はソロ活動を無視してきた僕だからかも?
ま、少なくとも僕がハマった0[luv]とかHumanityみたいな、あの稲妻のような衝撃はありませんでした。Riseとか、カッチョよかったなぁ…
でも、二回目、今度は割とじっくりと通しで聴いてみたら、何と言いますか、心に染み入るような上質なポップスがとても心地好いんですね。
シングル曲の「Dearest」とかカップリングの「Through the night」辺りは、いかにもSING LIKE TALKINGらしい、かつ、聴きやすい曲ですが、ソレを含めても結構地味かも?
そんな中で、「祈り」とか「Wild Flowers」とか「きみの中に輝くもの」とか、相変わらずバラードが綺麗だったり、「Desert Rose」なんかが渋い感じだったり、全般的に上質なポップスって感じなんですね。
聴けば聴くほど心に響くような、そんなアルバム。
ガツン!と来るような曲は無いですが、何度も聴き返すとジンワリと効いてくるような、そんな感じ。
何か角松敏生さんのアルバムみたい、なんて言ったら失礼???って、どっちに対してでしょ???(^^ゞ
ノリノリな気分でついついヘビロテ、ってなワケじゃなく、聴き込めば聴き込むほど熟成されていくような気がして、その変化に出逢いたくてついついヘビロテしてしまう、そんなアルバム。
何て言うか、消えてしまいそうなぐらい静かな夜のお供に、是非。
悲しみに疲れた心を、ほんの数mmでも持ち上げてくれるような気がします。
Posted at 2011/05/25 21:33:08 | |
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