目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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いつになったら製作にかかれるか分かりませんが、取り敢えず構想だけは練っておこうと思っています。
と言う訳で、まずは基礎設計から・・
使用するウーハーは、前車ライフで使っていた古い物(カロの中古品で口径25cm)です。
一応デュアルボイスコイルなので、2chアンプを使う予定です。
(コラッ!子供が・・)
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まずはスピーカーユニットのパラメータを入力します。
最低共振周波数(F0)、振動系質量(m0)、共振鋭度(Q)は、ユニットのカタログ値を使います。
たぶん、どのメーカーでも取説に書いてると思います。
実効振動半径(a)は取説に書いてなければ、自分でも簡単に測れます。
基本はエッジロールの頂点間の直径を半分にすればいいだけです。
四角形などの特殊な形状の場合は、振動板の面積を算数で計算してから、○換算して半径を出します。
今回のウーハーの場合は、エッジロール頂点間の直径が約208mmだったので、(a)は10.4cmにしました。
この時点で最適と思われるBOX容量(19.40)とF0b(34.80)が自動で出てきます。
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上記のままでもフラットでいい特性が出てきますが、BOX容量とポート共振(F0b)を調整します。(ちょっと経験がいるかも)
BOX容量は、BOXをインストールするトランクルームのサイズからするとたぶん25Lくらいと予想。
サブウーハーのように(Q)が低い場合、(F0b)はユニットのF0より少し高めにするのが通常なので、適当に32Hzを入力。
結果はグラフの通りです。
F0bのあたりまで、ほぼフラットな特性でいい感じです。
ま、もともと取説の推奨BOXにも25Lとなっていたので当然ですが。
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しかし私の好みのクラシックを聴く場合、出来れば25Hzを狙いたい!
と、いう事で少しいじります。
F0bを32Hzから25Hzにしました。
F0bが32Hzの時は、25Hz付近と100Hzとの感度差が約10dBもあったので差が大き過ぎ。
F0bを25Hzにしたら、感度差が約5dBになったので、これくらいなら聞こえるでしょう。
ちなみにF0bをもっと下げて20Hzにしても、あまり感度差は縮まらないので、この辺が限界でしょう。
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つぎにポート設計。
(上の方のグラフは密閉時の特性なので気にしないで・・)
が・・φ5cmでも長さが30cmとは!
ちょっとBOXの中に30cmの長さのポートは厳しい!!
径を細くすると短く出来るけど、これ以上細くするとポートからの低音が殆ど聞えなくなるかも・・
長岡さん的には有効振動面積の1/5~7がベストって言ってたような?
って事で、もう一度BOX設計のやり直し・・
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BOX容積を30Lにしてポート共振を27Hzに設定。
やはり容積が大きいと低域(25Hz付近)のレベルも上がりますね~
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これだとφ5cmのポートで長さが20cm。
なんとかこれくらいなら出来そうかな・・
という事で、BOXの設計としては目標30L!
スペースをめいっぱい使わないと厳しそう・・
このサイズのBOXが入るかな?
なんとかこの夏には完成させたい!
その前に違うところをイジる予定ですが(^ ^;)
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