USAF サンダーバーズ

"サンダーバード"の原題は"THUNDERBIRDS"と複数形になっていますが
カタカナで"サンダーバーズ"と表記すると大体のところ
アメリカ空軍のアクロバットチーム"USAF THUNDERBIRDS"を指す様です。

サンダーバードはアメリカインディアンの伝説に登場する神鳥で
その目からは稲妻を発し、翼からは雷鳴を轟かせて飛び、
戦場では悪魔を蹴散らして勝利へ導く守り神とされています。
トーテムポールの先端に置かれている鳥がサンダーバードです。

そのサンダーバードを機体下面に描き(機種、時期によりますが…)
雷鳴の如き轟音を響かせて迫力ある演技を見せるサンダーバーズのイラストです。

F-16A/C (1983～1991/1992～現在)


T-38A (1974～1982)


F-4E (1969～1973)


F-100D (1964～1968)


F-105B (1964)


F-100C (1956～1963)


F-84F (1955)


サンダーバーズ歴代使用機(1)
上から F-84G、F-84F、F-100C、F-100F、T-38A


サンダーバーズ歴代使用機(2)
上から F-100D、T-33A、F-105B、F-4E


さて、これはサンダーバード第1話「SOS原子旅客機」に登場する
国際救助隊に先んじてファイヤーフラッシュ救助のため離陸する軍の機体ですが…

…なんと尾翼にサンダーバーズの特徴的なデザインが逆さに描かれています。

どうやらサンダーバードの制作者もサンダーバーズが好きだった様ですね。