
ついに新型スイフトに試乗!グレードは廉価グレードである〝XG″高松市内を約20分程試乗させて頂きました。トランスミッションはCVT。
結論から言うと『とても良い!!』の一言につきる。廉価グレードという事で装備面において差別化されているが、シャシーや、エンジンは同一。
まず、ドアノブを握った瞬間、『違う』と感じる。乗り込むとボディの大型化を感じる事が出来た。感覚はCセグメントのクルマと同じ。特にSX4と近く、安心感に満ちあふれている。そしてなぜか気になる、ドアの開閉音。『バ(ド)スン!』と先代に引き続き心地いい音を聞かせてくれた。これだけでもライバル勢を圧倒する。質感も先代に比べると大幅にアップしており、少し色気が無かった先代に比べると、立体的になっており、最近のトレンドをしっかりと押さえている。流石にソフトパッドは奢られてはいなかったが、安っぽさは皆無に等しい。特に感触が良くなっていた。勿論、チルト&テレスコ、シートリフターは廉価グレードでも与えられており、最適なドライビングポジションを確認出来た。
いざ、プッシュスタートにてエンジン始動、走り出しはややぎこちないものの、CVT特有の車速と回転の差異も感じられなかった。副変速付CVTは本当に良く出来ている。決して速くはないが、必要にして十分である。乗り心地は多少固めで、ビシっ!!とした乗り心地は凄く共感が持てた。ハンドリングも多少重めで、『軽い』と感じたVWポロよりも好感がもてる。またドアミラーも大きく、立体的になり、後方も自然な目線移動で確認出来た。ウィンカー音はスプラッシュの様な可愛らしさでは無く、『ティッカ、ティッカ』と心地よい音を奏でる。総じて、新型は肩肘張らずにより自然な姿勢でドライブが可能。
新型スイフト、本当に良く出来たクルマである。しかしながら残念な部分もある。XSのタイアサイズ185/55R16という難解なサイズ。ヘッドレストは2名分の相変わらずさ、カーテン&サイドエアバッグ、ESPはXS以外は装着すら出来ない。2010年の新型車としては残念としか言いようが無い。やはり、我々ユーザーに責任があるのでは無いか?事故をして後悔し、高いお金を払うのであれば、初期投資でお金を払った方が、良い様に思うのだが…
以上の改善を早急にお願いしたい。
Posted at 2010/09/23 20:04:40 | |
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