約2ヶ月前、アイシスの
マフラーを交換したのは自分の中でも記憶に新しい話。
私自身はマフラー交換は初めて。
マフラー交換後は、一時期は車内のこもり音などもあり、サイレンサーにウールを詰めたスペシャルサイレンサーを作ったり、まぁなかなかおもしろいオモチャでした。
んが、その裏で問題点も発生していました。箇条書きで書くと...
(1)水温の上昇問題 (前)90度推移 → (後)98度まで上昇
→ノーマル時は高負担時でも水温は90度で安定していたが、マフラー交換後は山道など高負担が続くと98度前後まで上がってしまう。
(2)燃費の低下 (前)街乗りリッター10キロ超 → (後)街乗りリッター7キロ前後
→コレはマフラー交換の宿命だが、最近は燃費もそんなに気にしていないコトもあったが、ちゃんと燃費と向き合ってみると、街中での燃費は確実に落ちていました。高速で抑えてもリッター12キロくらいしか出ていなかったみたいです。
(3)低回転(実用回転域)でのパワーダウン
→コレも(2)同様にマフラー交換の宿命だが、最近のCVTの低回転セッティングゆえに顕著に出てしまいます。
(
4)なぜかハイオクガソリンとの相性が良くなった問題(燃料費増大の問題)
→私には説明出来ないが、マフラー交換後ノーマル時はパワーダウンしていたハイオクガソリンの方がなぜか低回転トルクが厚いようで、ハイオクを常用していました。(点火時期が進んだから?)
(5)やっぱりうるさい(爆) →実用回転域で最大音量を迎えるマフラー特性ゆえにやっぱりうるさい。(特にJIC製のタイプ1は)私のタイプ1では、回転域が高くなる高速の方がむしろ静かなくらい。
私が結婚を控えいることもあり(?)1人で行動することも少なくなり、マフラーの音のせいで会話が・・・。
根本的にマフラー交換は、
『パワーアップのため』であったが、前述のようにCVTゆえにそのオイシイところを逃しがちであり、結果的に宝の持ち腐れでありイチバン多いであろうシーンである通常の街乗りではパワーダウンの結果。
う~ん!やっぱりそれは考えもの。
結果、一昔前(もはや二昔前か?)と違い、よ~っぽど硬派に走らない限りは、純正マフラーの抜けが悪いというコトはなく、むしろヘタな社外製マフラーより純正マフラーがよく出来ているコトがわかります。
それは、消音性能を犠牲にせずパワーアップ、しかもそのエンジンが持っている特性を引き出すセッティングになっているコトがよくわかります。(面白みには欠けるけどね)
そう。時代は流れ「触媒を抜くだけでパワーアップ」なんて目を輝かせてチューニングしていたあのおもしろき時代では無いんですねぇ(私は触媒は抜いてないが・爆)
今日の朝は涼しく、タイトルの通りに「朝メシ前の作業」を実施。
我が家のガレージの土地柄を生かしクルマを出して作業スタート。
ちなみに私、DIYでのマフラー交換経験がありません(笑)
タイプ1を入れた時は、会社の同僚の整備士の弟さんに作業を投げちゃったので(笑)
まぁ要領は知っていたので、涼しい朝のうちに自分でやってみるコトに。
それにしても、抜け重視のタイプ1は重さも軽量化に呈しているが、純正マフラーが重いコト重いコト(爆)
写真で見るとマフラーの容量の差が歴然ですよね。
初めてのマフラー交換だが、アイシスの構造的に初心者向けで作業スペースもあり至ってラクな作業。
お決まり(?)の直管ストレートでエンジンオン!(個人の敷地内ですぞ)
んが、
なんと!タイプ1付けている時とほとんど音が変わらないではないか・・・(核爆)
そりゃこのマフラーではうるさい訳だ・・・。ホントに準ストレートだったんだなぁと痛感。燃費もパワーも抜けすぎで落ちますわなぁ。
「もうちょいガンバってHKSのマフラーにしておけば良かったか?いやいや・・・。ワンオフで「パワー増大+しっかり消音」のオーダーメイドマフラーを作ってもらえば・・・とか思いながらねぇ(笑)
そしてボルトをしっかり締め、エンジンをかけて排気漏れが無いのを確認して作業は終了。
マフラーはノーマルに戻っちゃったが、むしろ低回転のパワーと燃費が戻るのは楽しみ。
コレで「速く」なるのなら、それが本望ですから(笑)
ノーマルでもなんでも、速くなるならそれでイイんです(爆)
コレが、熱エネルギーを増大させていたのだと思えば、アイシスのためだとも自分の中で納得がいきますし。
しかし、タイコはデカイし重苦しいんだなぁ・・・。実際にも重いし(笑)
気づけば外は雨が降ってました。アイシスの下に潜り込んでいたので気づきませんでした。
こういう時に重宝する屋根付き駐車場。
そして試走へ・・・。
まず、エンジンかけた瞬間に後ろからくる1発目の「ブォ~ン」という音が無く、大げさではなくストールしたかと思うくらい。
走り出すと、あぁ・・・静か!
コレも大げさではなく、マークXに乗り換えたというよりは、むしろプリウスかっ!?ってくらいに静か・・・。
最近は慣れてきちゃっていたが、ホントうるさかったんだなぁ。
しかも、タコを見てみると定速巡航時の回転が社外マフラーの時より下がっているコトに気づきます。
そうそう。最近、定速キープの時もちょっと回転が高いなぁとは思っていたのだけど、やはり抜けがイイ分だけエンジンを回してしまうのか?そういう積み重ねで燃費が悪くなってたのね。
ガソリンタンク内は純粋なハイオクが注がれているが、マフラーが戻ればむしろレギュラーガソリンの方がパワーが出ます。しかもこういう時に限って結構ガソリンが入っている・・・。
イイ感じに減らして、レギュラーガソリンを注ぐとしましょう。
未来のヨメさんと給油しに行った時、「ホントにアイシスにハイオクを入れるのか?」と冷たそうな目で見られてしまったのは、すでに記憶の中から忘れていますよ(むしろココからの圧力か?笑)
そんな当の未来のヨメさんには、とりあえずマフラーを戻したコトは黙ってて、純正マフラーに戻したのを気づくか試してみます(笑)
そんな朝メシ前でした。