第14回 長岡 昭和の車展示会 2015 6.7 その6
投稿日 : 2015年06月11日
1
プリンス・グロリア・スーパー6
プリンス自動車における、スカイラインを上回る高級車としてデビューし、ブリジストンタイヤ創始者でもあり大株主の石橋正三郎氏のこだわりの詰まった車でもありました!
ハチマキグロリアとも呼ばれる由来ともなった、一周するモールは、石橋正三郎氏のこだわりだったと言われています!
2
日産・セドリックスペシャル
カスタムのホイールベースを205mm、全長を345mm延長したものに、2800ccのK型エンジンを搭載した、戦後の国産初の3ナンバー普通乗用車です。
翌年にはライバルであるトヨタ・クラウンも、これに負けじと国産初のV8エンジンを搭載した「クラウン・エイト」を発売しています!
セドリック・スペシャルはこの代で終わりますが、この車の後継として、当時の国産車最大サイズのクルマ「プレジデント」が登場しています!
3
日産・グロリア 2800ブロアム (330系)
デザインは、先代の230のデザインを受け継ぎつつ、アメリカンスタイルをさらに昇華させたものとなりました。
刑事ドラマ「西部警察」シリーズの劇中で、覆面パトカーや犯人車として登場し、爆破や横転させられたりと、かわいそうな場面に遭うことが多い車でした!
4
日産・セドリック 2800ブロアム(430系)
デザインが先代の330から一転して、直線的でクリーンなイメージのものへと大きく変化しました。 足回りではフロントが先代のモノをキャリーオーバーしましたが、リアがリーフリジットから、5リンク式へと変更されていました。
国産車初のターボエンジン搭載車で、当時のターボは効き目が急にやって来ることから「ドッカンターボ」と言われていました。
5
トヨペット・クラウン DXです!
デザインは当時のアメリカ車の影響を強く受けたものであり、1960年に出現していた米国フォードのコンパクトモデルであるフォード・ファルコンが直接の手本とされたそうです!
この代で初めて、V型8気筒エンジン搭載モデルで、現在でもトヨタの最高級車であるセンチュリーの大元となった「クラウン・エイト」が登場しています!
6
トヨペット・クラウンSDXです!
三代目クラウンとして登場したS50系は、クラス初の2ドアハードトップを設定し、他には、4ドアセダン、ステーションワゴン、ライトバン、ピックアップトラックとバリエーション豊かな展開で、公用車や社用車向けと言ったイメージからの脱却を図るべく、個人ユーザー層の顧客獲得を図ったモデルでした!
7
トヨタ・クラウン・ロイヤルサルーンG(MS120系)
ロイヤルシリーズの中でも、最高級グレードで、先代に続き、当時のイメージキャラクターを務めたのは女優の吉永小百合さんでした。
ボディバリエーションは2ドアハードトップが廃止され、4ドアハードトップ、4ドアセダン、ワゴン、バンの3種類となり、「いつかはクラウン」のキャッチフレーズは、このモデルのCMで使用されています。
8
トヨタ・ソアラ 3.0GT リミテッド(MZ12)
世界レベルで通用する高級車、具体的には「メルセデス・ベンツ SLクラス」や「BMW・6シリーズ」といったヨーロッパの高級GTカーを目標に開発されたクルマで、クラウン2ドアハードトップの事実上の後継車としての役目も果たしていました!
写真のソアラは、昭和60年の最後のマイナーチェンジで登場した3.0GT リミテッドで、翌年にZ20系へとフルモデルチェンジされたため、わずか1年しか発売されていない、大変貴重なモデルです!
当時のキャッチコピーは、「未体験ゾーンへ。」「SUPER GRAN TURISMO」でした。
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