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ねこやⅡのブログ一覧

2012年08月31日 イイね!

前期型C31ローレルの意外な世界初。

前期型C31ローレルの意外な世界初。「アウトバーンの旋風(かぜ)」をキャッチコピーに
C230ローレルからフルモデルチェンジしたのがC31ローレルです。

空気抵抗係数 CD=0.38の空力ボディを売りにしていたC31ローレルですが、意外な世界初の装備があったんです。





今ではペダル式のパーキング・ブレーキは、
コラムシフトだけでは無くフロアシフトのクルマでも常識になっています。それに伴いブレーキの解除もサイドブレーキのペダルを踏み増しして解除する方法が一般的ですね。

この足踏み解除式のブレーキって、初めて採用したのはトヨタ車だと思い込んでいましたが、
実はこのC31ローレルが世界で初めて採用した機構なのです。



機構的には現在のモノと若干異なります。
まず、パーキング・ブレーキを掛けるときはペダルの下側を踏んで作動させます。
解除するときは、ペダル上部を踏み込むと解除となるのですが、作動と解除の踏み込むペダル部分が異なるのは誤作動を防ぐ為の工夫の様です。

日産のパーキング・ブレーキの解除方法は、紆余曲折があって一般的な足踏み解除式に落ち着きましたが、Y31やY32のセンターコンソールにあった解除レバーは一体何だったのでしょうか?
Y32は電磁式の解除レバーだったのでメカトラブルの非常時にも解除出来るようにインパネ下側にワイヤー式の解除レバーが別に付いていました・・・。(汗

日産って昔から色々な新機構を開発・採用して来るのですが、コスト面や市場反応が良くないとすぐに引っ込めてしまう悪い癖があるんですよね。

A33セフィーロで初めて採用されたアクティブ・ヘッドレストも後期では無くなりましたから・・・。
今では作動させる方法は各メーカー違いこそはあれ、色んな車種にアクティブ・ヘッドレストは採用されていますよね。



話はC31ローレルに戻りますが、この足踏み解除式パーキングブレーキが採用されたのは当然コラムシフト車になります。という事はベンチシート車があった事になります。

大体、C31ローレルにベンコラ仕様があった事に驚きです。
これは、セダンのSGL系とメダリスト系、それにディーゼル車のVL-6とVX-6に設定があって
何故か(というか当然!?)後期ではベンコラ仕様がすべて廃止になりました。



次に、日本初の装備がフリーシートセッターです。
これは体型に合わせてベストポジションが取れるように、運転席のシート全体が上下に動くという機構です。それまではシートクッション前端だけが前後するシートリフターしか無かったようです。

これで、小柄な奥様も運転する度に座布団を何枚も重ねる必要が無くなりました。。。(笑


そうそう、最後に今ではどんなクルマにも付いているパワーウィンドウ。
そのキーオフ後にも操作できる、タイマー付パワーウィンドウもC31ローレルが世界初だそうです。

あっ、思い出した!
Y32セド・グロの後期はコストカットの為に、
タイマー機能が廃止されていて、とても不便な思いをしていました。

日産の悪い癖、今はどうなんでしょう・・・?

Posted at 2012/08/31 23:39:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | カタログ探訪 日本車。 | クルマ
2012年08月28日 イイね!

Y30セドリック&グロリア後期カタログ。

Y30セドリック&グロリア後期カタログ。自分が高校2年の時に、仲間と原付に乗ってディーラーで貰ってきたカタログです。

昭和60年6月にマイナーチェンジした直後に貰ったのですが、この時のカタログがカバーケースに入った厚口のモノで今となっては、とても貴重な品です。


セドリックは、白いカバーに入っていてカタログは木目調のお馴染みのモノです。


保存状態があまり良くなかったので、カバーは傷んでしまっています。


カタログを開くとこんな感じです。



グロリアは黒いカバーケースに入っていて、パッと見ると前期のVG30EブロアムVIPが追加になった時のカタログと見間違えてしまいます。


中身は本カタログとダイジェスト版のチラシとカバーの裏表紙には地元ディーラーの社長さんの挨拶文が書かれています。


こちらはカタログを開いたところです。この正面からグロリアVIPが載っているカタログは極初期のもので結構珍しいかもしれません。


これはダイジェスト版のチラシを広げたもので、マイナーチェンジの目玉装備などを記載しています。
現代車と違ってエコなどという言葉は全然出てきません。。。
後期の目玉としては、2リッターターボが可変フラップ付のジェットターボ付きになった事と、ディーゼルがLD28から新機種RD28に換装されたことでしょう。

それと当時、トヨタのスーパーホワイトが火付けとなった白いハイソカーブームの流れにのってクリスタル・ホワイトを採用されたのも話題になりました。

当時は、のちにバブル前夜と呼ばれた時期で、クルマはどんどん大きく豪華になっていた頃で、
後の不景気など誰も想像できなかったでしょう。

ましてセドリック&グロリアのビッグネームが消えるなんて・・・。
Posted at 2012/08/28 22:09:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ探訪 日本車。 | クルマ
2012年08月28日 イイね!

三菱 デボネアV SUPER EXCEED。

三菱 デボネアV SUPER EXCEED。何か最近気になるのが、三菱 デボネアVというクルマ。

シーラカンスと言われた初代デボネアから、
V6エンジンのFFサルーンへと劇的に変わったモデルです。


デボネアVでどうしても思い浮かべてしまうのがド派手なエアロで武装したAMGですが、後期モデルのスーパー・エクシードというグレードは標準でトランクリッドにリアスポイラーが装備されているオーナードライバー向けの車種になります。


そこへ、画像のようにディーラーOPの、
フロント・エアダム、サイド・エアダム、リア・エアダムの3点を装着してフルエアロ仕様にするとAMGよりカッコいいデボネアVの出来上がりです。ここにTVアンテナを装着すれば完璧ですね。(笑

でも、フルエアロ仕様はもとよりスーパー・エクシードですら見たことがありません。

それより希少なのが英国ブランド、アクアスキュータム仕様ではないでしょうか?
前期の2リッターにスーパーチャージャーエンジンが追加になった時に登場したモデルで、専用インテリアとアクアスキュータム・エンブレムを装備しています。

後期では3リッターDOHCのV6エンジンにグレードアップして基本装備はロイヤルに準ずる上級車種ですが全く見かけません・・・。

そのほかに隠し玉で、Y31セド・グロのようにストレッチ・リムジンやロングホイールベース採用の150というモデルがあったんですが、バブル期とはいえ、どれほどの台数が販売されていたのか想像もできません。

個人的には当時の三菱車のシート好きなんです。
この無駄に豪華なシートは、昔の米車のシートにイメージが重なってしまいます。
このフカフカのシートで寝てみたいです。。。


デボネアVは後期で3種類のV6エンジンが用意されて、3リッターはDOHCとOHCと2リッターOHCのラインナップで前期の2リッターにスーパーチャージャー付V6エンジンは無くなりました。ちなみに
3リッターはDOHC車のホイールは5穴仕様が採用されています。

最後の画像はカタログからの1ショットですが、ナローポルシェのオーナーがデボネアVに乗っているのは、ちょっと無理があると思うのですが・・・。(汗
Posted at 2012/08/28 20:37:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | カタログ探訪 日本車。 | クルマ
2012年08月05日 イイね!

1987 NISSAN VAN

1987 NISSAN  VANC22バネット・ラルゴの輸出名がニッサン・バン(ヴァン)です。

この1987 NISSAN VANのカタログを数年前に手にするまで、ラルゴが北米に輸出されていたなんて知りませんでした。






どれだけ売れたのかは知る由もありませんが、マキシマ譲りと思われるヘッドライトがカッコいいです。



(画像は1991年3月発行バネット・ラルゴ カタログより)

しかし、このフロントマスクはバネット・ラルゴがマイナーチェンジした際に国内向けでも設定されていました。

CA18ETエンジン車に設定されていたクルージング・シリーズがそれで、何故わざわざ2種類もフロントマスクを用意したのか当時は不思議に思ったものでした。

その謎が解けたのは、それから20年ほど経ってからでしたが・・・。

国内仕様との違いはフロントパネルにあるエアダクトの有無や、リアバンパーの張り出しの大きさなどと、スライドドアが左右で逆になっている位です。





さて、この1987 NISSAN VANですが、エンジンは2.4リッター直4エンジンを搭載し、5速MTが基準グレードXEに標準(クルコンとセットOPで4速ATあり)で、上級仕様GXEパッケージには4速ATが標準でした。




リアバンパーの張り出しが大きいのがわかるショットです。
当時の日産車は2トーンカラーが似合いますね。




パパはマキシマで、ママの乗るセカンドカーはNISSAN VANの図です。。。





最後にGXEのインテリアです。インパネやシート形状などは国内仕様のグランドサルーンに準じているようです。

でも、このインテリア写真はデフォルメし過ぎですよね。バネット・ラルゴの室内長はこんなに長くないはずで、キャラバン並みの大きさになっています。



最後にトヨタも同年代に、マスターエース・サーフの北米仕様TOYOTA・VANを発売していて
乗用仕様のパッセンジャータイプと完全な貨物仕様のパネルバンなどがありました。

マスターエース・サーフの不自然すぎるフロントバンパーの大きさも北米に輸出されていた事を考えると納得です。

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残念ながら猪苗代湖はハッキリ見えませんでしたが山頂周辺は良い天気だったのでヨシとします。」
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