新幹線N700系 X59編成 再製造車 深夜陸送 2016/6/29(水)
投稿日 : 2016年07月02日
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あの忌々しき事件から早や1年が過ぎた。
とある1人の身勝手な行動で1人の乗客が犠牲となり、その日の日本の動きをも滞らせた事件。
新幹線 放火焼身自殺
放火された1号車は熱による車体への影響があり、廃車に。
代替となる1号車が再製造されることに。
その完成した先頭車両を納車するため、JR東海浜松工場へ陸送されるのを見送りに行きました。
この画像は製造された工場から出場するところ。
いつもなら1時に先発が出るんだけど、1両だけってのもあるのか、この日は2時に出場しました。
おそらくここ最近のG編成やF編成の陸送時よりも、はるかに多い人たちが集まってることでしょう。
50人は居たんじゃないかな。
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出場し終え、台車のリモートを切り替えます。
この日はご覧の通り雨が降っていて、この辺りは靄ってもいたので、フォーカスできているはずなのに霞んでる・・・
手持ちで1番明るい50mmレンズ+三脚で撮ったんだけど、いまいちです。
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ノーズのアップ。
注目はライトの形状。
後端に角度が付いてる。
本来ならZ編成からの改良版であるX編成は後端が垂直。
設計を現行のG編成で製造したので、外観はここだけGとなってます。
わかる人にはわかるっていうねw
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いつもの守下交差点。
台車をリモートモードに切り替え、交差点進入の機を待ちます。
路面への反射がいい感じ。
こればっかりは雨でよかったなと。
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赤信号?
そんなの関係ねぇw
車体側面のロゴはX編成のものですね。
形式番号は隠蔽されてるけど、ここは隠さんかったのか・・・
隠したところでその位置からバレちゃうけどw
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何回も見に行ってる陸送だけど、このアングルは初めてだな。
トラクタが曲がり終えた角度になり、小さく見えるところからも27mの長さを実感させられます。
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ほぼ曲がり終えました。
ここでわかるのは青帯先端の切り上げの長さ。
X編成の特徴である運転室窓の手前までの長さとなってます。
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うむむ・・・
カメラはピント合ってると判断してシャッター下りたのにブレとる。
揺れてるわけじゃないのになんでだw
乗務員扉窓の編成番号のX59も隠蔽されてます。
自分が見送るのはいつもここまで。
この先、浜松まで行くとさすがに朝キツイからね。
いままでに例のない事件となった放火事件。
新幹線開業以来築き上げてきた安全性。
マスコミはそれが崩れただのとまくし立てたけど、どぉ考えても放火した犯人に全ての非があるわけで。
最近では避難誘導が遅れたとの記事を見るけど、一部の野次馬となった乗客が滞留したことで妨げになった。
乗務員は消火に誘導に人命救助(残念ながらお亡くなりになりましたが・・・)にと尽力していた。
罵詈雑言があるのなら放火自殺した犯人に浴びせるべきで、JR東海は間違いなく被害者。
しかしこんな悲惨な事件を二度と起こさないように対策が必要なのも確か。
既存車は乗降扉上のほか、客室内にも監視カメラを設置する改造を進めています。
今後製造されるG編成は設置された状態で安全確保に寄与します。
この放火事件のほか、線路上に入り込み衝突。
先頭車の流線型状を利用して屋根に上り架線に触れ感電。
駆け込み乗車でドアに挟まれ転落、車輪に轢かれる。
利用する側のモラルによる事故により、遺族だけでなく、運行会社も苦しんでいます。
最近1番注意喚起されてるのはホーム上での歩きスマホ。
勝手に落ちて本人1人がなら自業自得だけど、ぶつかった他人が転落、直後に電車が進入したとしたら・・・
双方が安全意識を高めていかないと事故・災害はなくなりません。
このX59だけでなく、全ての車両が安全に快適に利用されることを願って、浜松へのお見送りをしました。
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