2022年12月2日 金曜日
待ちに待ったこの日がやっと来たという感じ。
今年1月の武道館は残念ながら落選だった。
2019年11月23日 ❝100% FAN FUN FAN 2019❞神奈川県民ホール以来。実に3年ぶり。
2020年以降、僕らとの再会を計画してくれていたライブは、新型コロナウイルスの感染拡大によって何度も打ち砕かれてしまった。
そんなコロナ禍、省吾さんは再会を望む僕らに新曲でメッセージを送ってくれた。
昨年3月にデジタル先行配信された曲。
『この新しい朝に』
世界中を恐怖に陥れた新型コロナウイルス。大切な人を失くし、描いた夢は砕かれ、この先明るい未来を見失ってしまいそうな方も少なくなかっただろう。そんな荒んでしまいそうな気持を優しく包み込んでくれる曲だ。何度も聴き、歌い、涙が込み上げたことを思い出す。あまりに好きになり過ぎてこんな動画まで作ってしまった...笑
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さて、ライブ当日の話に戻るが、この日、FIFAワールドカップ 日本対スペイン戦を観戦するため早朝4時に起床。ハラハラの展開だったが、見事勝利し決勝トーナメント突破。とりあえず朝食を済ませ、会員証と身分証を財布に入れて出かける準備。時刻はまだ8時前...
このソワソワ感を落ち着かせようとギターをケースから取り出し弾き語り。
弾き語りに満足して9時半過ぎに出発。毎回の事だか、電車に乗ってからも会員証を持ったかと何度も確認する私はおかしいだろうか...
これを忘れたら入場できないと思うとゾッするのだ。
そしてパシフィコ横浜の最寄り駅、みなとみらいに11時過ぎに到着。
5分も歩かないうちに目の前にパシフィコ横浜が見えた。
横断歩道を渡り、奥へ進むとツアートラックを発見‼
けど、まだ搬入作業が終わっていなかった。こんな早くに会場に着いてる私って...汗
このすぐ先は海。潮風に当たりながら周辺を散歩することに。
久しぶり~。
何年ぶりの海だろう。そりゃ、登山ばかりしてれば海に来れるわけない...自爆
ほどなくして、みん友の紫さんから昼過ぎにこちらに着くとの連絡が入った。
彼女と会うのも3年ぶり...100% FAN FUN FAN 2019 神奈川県民ホール以来。
頻繁に連絡を取り合っていたわけではないので、お互い話したいことは沢山ある。
まだ待ち合わせまで時間があるため、山下公園まで散歩することに...
さらに進み赤レンガ付近まで来た。
遠くに氷川丸(画像中央)と横浜ベイブリッジが見える。
横浜公演での省吾さん、かなりの確率で氷川丸ネタのMCがある...笑
今回もあるかな...
これ以上、進むと彼女との待ち合わせ時間に間に合いそうにないのでとりあえず戻って、ひとりツアトラ撮影会。
その後、みなとみらい駅に彼女を迎えに行き、無事に合流。
3年ぶりのツーショット♬
とりあえず、ワールドポーターズのHALENOHEAで3年間の積もる話をしながら昼食。この3年間、彼女もいろいろあったようだ。でも、ホントに良かった。
彼女の背中に大きな翼が見えたら。
これからは自分のために楽しい人生を送ってください...(^^)/
そしていよいよ開場時間。冷たい潮風が吹く中、震える身体と、逸る気持ちを抑えながら長蛇の列に並んだ。入場しなければ席番がわからないシステム。
皆、神席である事を願う瞬間でもある。まるで合格発表前の受験生の心境...笑
そして会員証と身分証を提示して渡された席番は...
神席とは言えないが、座ると思ったよりも近く中央から町史さん寄りの席。
オペラグラスなしでも省吾さんとバックバンドの皆さんの顔がはっきり見える距離。
動画はパシフィコ横浜公演当日、出発から開演前直前の様子。
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そして、先ほどの省吾さんのMCと自分が重なった。突然命を絶ってしまったお袋に、 ちゃんと感謝の気持ちを伝えられなかったなって...でも最近思う。亡くなった後も故人を想い、いつまでも感謝の気持ちを忘れない事。
MC(※自分勝手な記憶を頼りに雰囲気で書いてるので違っていたらご容赦ください)
「俺もみんなも人生という旅をしてるわけだけど、
目的地に辿り着くという事よりも旅の途上で、その一瞬一瞬を生きる事こそ
大切なことで......そして結果的に辿り着いた場所が目的地だった
と言える人生を送りたいと思う」
このMCからは連想する曲はもちろんツアータイトルでもある「ON THE ROAD」 だ。
16~18曲目、ここからロック色の強い曲が続き、ライブ終盤を熱くする。
「I am a father」 中嶋ユキノさんと竹内宏美さんのイントロコーラスは圧巻だった。
「J.BOY」 鼓動を打つようなイントロは、何度聴いても鳥肌が立つ。
そして、終盤の間奏が新たにアレンジされた。
佐々木史郎さんのトランペットの優しい音色と省吾さんの歌声に酔いしれた。
「家路」 ライブ終盤このナンバー聴くと、また明日から頑張ろうという気持ちになる。
ここで第二部終了。
アンコール1
19曲目「みちくさ」
アンコールの拍手から、程なくして省吾さんとバックバンドのメンバーが再び登場。
Fairlife名義でリリースされたアルバム『in the Failife』の収録曲であったため、意外に思った方が多かったのではないだろうか。
みん友の紫さんもそのひとりだ。そしてライブが始まる前に、この3年の間、辛かった時この歌詞に救われた事を私に話してくれた。
そんな彼女は隣の席で泣いていた。ホント、今までよく頑張ってきたと思う。
思わず、彼女の頭をポンポン...
20曲目「この新しい朝に」
「大丈夫って 大丈夫って 大丈夫だからって」 とサムズアップする省吾さん。
オーディエンスの手拍子は、より一層力強くなる。
演奏が終わったところで、省吾さん 「もう1曲ロックンロールいくかい‼」と煽り、それにオーディエンスは大きな拍手と掛け声で応えた。
21曲目「終わりなき疾走」
アンコールでこのナンバーは珍しいが、これも僕らオーディエンスを完全燃焼させる計らいだったように思う。
アンコール2
22曲目「日はまた昇る」
ステージに登場した省吾さんとバックバンドメンバーが並び深く一礼。
東日本大震災の年に開催された"ON THE ROAD 2011"
あれから11年、再び新型コロナウイルスによって苦境に立たされた僕らを励ましてくれる曲となった。今回、ライブを通して改めて選曲を見ると、再会を喜び、苦難を労い、鼓舞してくださった感じだ。
省吾さんをはじめ、バックバンド、スタッフの皆様、素敵な時間を有難うございました。
そして最後までお付き合いくださった読者様、ありがとうございました。
Posted at 2023/05/06 20:06:29 | |
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浜田省吾 | 日記