他人のクルマシリーズ　BRZ　機械式LSD組み込み

ヤフオクで見つけた中古のクスコMZツルシをベースにセッティング変更。
プレッシャーリングは買うと高いので、それ以外のところでできるだけユルくダルく。

イニシャル4.5キロ、ロック率50％で暫定的に組み立て。

ツルシには1枚だけ2.3mm外爪が入っていたのを2.1mmに入れ替えた。
2WAYだったのも1.5WAYのカムに。

オイルを抜いたらドラシャ、ぺラシャを抜き取りデフケースを降ろします。
ドラシャを抜く際は、ロアアームとナックルを繋いでいるボルトを抜きました。

デフ玉を取り出すのにSSTがあるようですがそんなもの無いので、バール2本で摘出。
シムはこのデフには2.86mmと3.06mmが入ってた。

機械式にリングギアを移植しデフケースに収めます。
各締め付けトルクはATSのホームページに書いてあった数字を使いました。
また純正LSDについているロックプレートは使えないので、耐熱高強度のネジロック剤を使用しました。

今回ピニオン側を触ってないのもあり、元々ついてたシムでバックラッシュはドンピシャOK

バックラッシュがOKなら歯当たりも変わってないと思うけど、一応光明丹でチェックし合格。

あとは元戻してオイル入れて完成です。

ちょっと乗ったけど想像以上に効いててビックリ。
50％まで落としてもまだこんなにロックするかって感じで、イメージに近づけるにはカム角変更しないとダメかも？

デフを開けたのって今回が初めてですが、ピニオン側をイジらないんなら難易度はたいしたこと無さそうです。
やり方がわかったので、今後はデフのセッティング変更も4時間くらいあればできそうです。

こうしてまた１つ、やったこと無い作業が減りました。