ヘッドライトHID→LEDへ

今の車になって初めてD4系のバルブになったのですが、D4って暗くないですか？
今も純正交換タイプのスフィアライト製の明るいバルブに交換していますが、それでもD2より遥かに暗いです。
上手くいくかわかりませんが純正HIDからLEDに変更してみようと思います。

まず、始めにこの車のヘッドライトのカバーの奥行きではLED化は不可能です。
防水カバーが短いのでカバーが閉まらない事が予想されます。

今回使用するのは純正バラストのままLED化ができるSUPAREEの6000KのLEDです。
なんか最近評価が高いので気にはなっていました。
これは安定器が別体になっていないシンプルなタイプになっています。

ヘッド裏にすべて収める為には極力部品点数が少ない方がいいと思います。

ヘッド裏の防水カバーの外径は97.5mmくらいでしたのでこの外径に合う奥行きのある別の防水カバーに変更します。

ヴァレンティーから出しているゴムキャップを使用します。
これはゴムキャップの内径が95mmになっていて、95～99mmまで対応となっています。奥行きは60mmになります。
型番RUB-95　税込1100円

これを純正防水カバーの代わりに使用してみます。

鏡を入れて裏側を見やすくしてみました。

防水カバーを外し、イグナイターを外します。
バルブをロックを外し、HIDバルブを抜き取ります。

次にLEDバルブの台座だけ先にロックしておき、後でLEDバルブを台座に差し込み配線が真下にくるようにセットします。差し込んだあとはバルブは自由に回転できます。

純正イグナイターにLEDバルブのカプラーをセットします。
この状態で点灯確認もしておきます。

この塊をバルブ裏に収める為には、先程のゴムキャップが必要になるという訳です。

これは助手席側になりますが、こちらの方が後ろにヒューズボックスがあるので、クリアランスがギリギリなのが分かります。
上の一部が突起があり、はまらない場所があるので、少しカットして嵌め込みました。
突起のカット部分に少し隙間ができてしまい、水の侵入が怖いので、隙間をアルミテープとビニールテープで塞ぎました。最終的に嵌め込み部分全周にビニールテープを巻きました(笑)


今回は手探りでやったので、固定のまま取り付けしましたが、この作業はヘッドライトを外したほうが確実に作業はできると思います。

薄暗くなって点灯確認。
だいぶん明るくなりました(^-^)
もう1台乗っているN-BOXの純正ヘッドライトと同じくらい。
感覚的には55WのHIDより少し暗いくらい？？
瞬間的にMAX点灯は嬉しいですね。


光軸はプロジェクターに依存するので、殆どズレはなかったです。下に黒いスジが入るのは、バルブのLEDが横方向に付いている状態なのでLEDの付いていない部分の影が入ってしまうんでしょうね(>_<)
でもその影もフォグを点けると解消されるので問題ないでしょう。

点灯させて40分くらい走ってみて、交換したゴムキャップを触ってみると45℃くらい(触れるくらい)でした。
もう少し長時間走った時にどれくらい発熱するか、また、防水面でも若干怪しい所もあるので、これから検証していこうと思います。