
山名城の次は、尾根続きになってる根小屋城に向かいました。
山城ですが、ハイキングコースになってますし、きつい坂道も無いので、20分もあれば根小屋城へ着きます。
案内板も設置されているので、迷う事も無いでしょう。
山名城からですと、搦手から入る事になります。
根小屋城
永禄13年(1570)に武田信玄が、北条氏康への西上野の備えとして築城した。
望月甚八郎、伴野助十郎らが陣城したと云う。
また武田信玄が、財宝を根小屋城の尾根に隠した為、其処で足を踏むと空洞で音が響くと云う伝説が残る。
い 東郭と空堀

本丸は一番高い所に有り、其の周囲は空堀と郭で固められています。
東郭の堀切を挟んで西南に武者溜りがあります。
ろ 空堀其の壱

此れは、南側の空堀。
写真では分かり辛いですが、右が本丸でかなりの急斜面です。
は 土橋と空堀

本丸と二の丸の間の空堀には、土橋が。
此の空堀は、南北に延長すると、竪堀へと繋がって行きます。
に 二の丸

本丸の西は二の丸で、ツツジが邪魔ですが、北と西に土塁が盛られてます。
後で調べたら、北東に虎口が有るらしいです。
ほ 井戸跡

北郭の西、空堀の折れの近くに井戸跡が有ります。
今は、水は湧いてない様です。
へ 竪堀其の壱

根小屋城の見所の一つは、城の中心から放射状に伸びた竪堀では無いかと。
今の季節は、丁度ツツジが奇麗なんですが、遺構に見るには邪魔ですね。
下から立ち上がって来ると、「は」の空堀へと繋がる形になります。
と 北郭

案内板には、二の曲輪・腰曲輪とありましたが、「群馬の古城」の仮称に従い、北郭としました。(他の東・西・南郭も同様に仮称)
北郭から北は、複雑な作りと薮の為、訪問時持参した日本城郭大系の資料だけでは、見切れませんでした。
冬を待ち、再度来てみようかと思ってますが、其の時は高崎出身で前橋在住の
あの人を道連れにしようかしらん。
続きは後編にて。
参考文献:日本城郭大系4、群馬の古城 西・南毛編
本日は此れ切り。
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寺尾地域城巡り | 旅行/地域
Posted at
2010/05/05 23:46:54