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MARKWONDERのブログ一覧

2013年07月19日 イイね!

映画を観る前に、いかがでしょうか?PART2

映画を観る前に、いかがでしょうか?PART2僕が日本を見直したのは、30代になってから


 今、半藤一利さんの『昭和史』を読んでいるんですけど、もう辛くて。読めば読むほど日本はひどいことやってるわけですから。何でよその国に行ってそんな戦争をしたのかと思います。他の道はなかったのか、満州事変を起こさずに済んでいたら、何か変わったんだろうかと思います。日露戦争が終わった時に、日本は遼東半島についても「これはやっぱり中国のものですから返しますよ」と言わなきゃいけなかったんです。そういう発想は日本の中に欠かけ片らもなかった。帝国主義の時代ですから世界にもなかったと思いますが。

 中国の周りには、ソ連もいたけど、イギリスはいる、ちょっと離れりゃフランスもオランダもアメリカもいて、世界中が集まっていた。そういう歴史を人間が踏んできた、ということを抜きにして、日本だけが悪人ということではないと思いますけど、そうかといって「最後に入っただけなのに、俺はなぜ捕まるんだ?」と言うのもおかしい。「おまえは強盗だったんだよ」ということですから。満州に行った知人たちが、どういうことをやって、どういう風に威張りくさってたかという話もおふくろから随分聞きました。そういう話を聞く度に、本当に日本人はダメだと思いました。

 そんなことで、大人になってからも、日本の歌は唄いたくなかったんです。それで「祖国の灯ひのために戦わん」とかのロシア民謡を唄いながら「そういう祖国があればいいのにな」と思っていました。じゃあ、ロシアがいいのかといえば、そうも思っていなかったんですが、僕はあまりにも自分の中に何もないので、「自分よりも大切なものが何かあるんじゃないか」と思っていたんです。

 僕が日本を見直したのは、30代になって初めてヨーロッパへ行って帰って来た時です。ヨーロッパといっても、ほんの一部、スウェーデンをうろうろしただけですけれど、帰って来てみると、自分がどれだけこの島の植物や自然が好きかということがよくわかったんです。人がいなければ日本はものすごくきれいな島だと思った。日本の国や日の丸が好きになったのではなく、日本の風土というのは素晴らしいものだという認識を持つようになりました。

貧乏であるとか、ゆとりがあるとかというのとは関係なしに、豊かな環境の中にいると思いました。明治神宮にすごい森があって、それが人間の作った森だということなどがわかってきた。そんな土地の力を持っている島にいるんだということが、実に緩やかに少しずつわかってきたんです。

 これも半藤さんの受け売りですけれど、日本の近代の歴史は40年ごとに区切られる。1865年の開国から40年で日露戦争に勝った、巨大な借金を残して。その後、40年かかって軍閥政府が国を亡ぼした。そして、1945年から1985年ぐらいまでの40年間は、経済成長をやってうまくいったように見えた。

バブルが弾けた後は、どうしていいかわからないまま没落していく40年になっている。半藤さんの意見が正しければ、40年間失われるんだから、〝失われた20年〞どころじゃなくて、あと20年ぐらいは失われる(笑)。

 歴史ということで言えば、堀田善衞さんは「歴史は前にある。未来は背中にある」と言っている。だから、僕たちに見えるのは目の前にある昔のことだけです。日本の軍閥の歴史を見たくないのはわかります。だけど、日本という国で政治家をやるのであれば、そのぐらいのことについては教育を受け、自分で知ろうとしなかったら国際的に通用しないですよ。
Posted at 2013/07/19 09:31:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月19日 イイね!

映画を観る前に、いかがでしょうか?PART1

映画を観る前に、いかがでしょうか?PART1PDFを携帯でも読めるように「熱風」を原文のままテキスト化しました。


個人的に、全てが全て正しいとも良いとも思っていません。

ですが、今日、ニュースや街頭でパチンコ屋の軍艦マーチのように流れてくる「音」より、リアルに「言葉」を感じました。映画の前に読んでみて戴きたく思いますm(_ _)m

PART1~PART6に分割してありますのでガラゲーでも読みやすいかと思います。

この文章を読んだ一人一人が「自分で考える事」だと思い、コメント機能はOFFにさせて戴きましたので、ご了承くださいm(_ _)m




もう少し早く生まれていたら軍国少年になっていた

 僕は1941年生まれですが、日本国憲法ができた時の記憶はないですね(編集部注:日本国憲法公布は1946年)。それよりも、子どもの頃は「本当に愚かな戦争をした」という実感がありました。実際、日本軍が中国大陸でひどいことをしたというのを自慢げに話す大人がいて、そういう話を間接的にではあっても何度も聞きました。同時に空襲でどれほどのひどいことになったかというのも聞きました。伝聞も含め、いろんなことを耳にしましたから、馬鹿なことをやった国に生まれてしまったと思って、本当に日本が嫌いになりました。

 僕が4歳の時に戦争が終わってますから、6つ歳上の高畑勲監督や、3つ歳上の女房とは、戦後の経験がちょっと違いますね。ただ空襲は覚えていますし、自分の街がもえるのも見ています。負けたという屈辱感だけはありました。戦後、アメリカ人がいっぱい来て、それを取り囲んでみんなが見物している。でも僕はアメリカ人からチューインガムやチョコレートをもらうような恥ずかしいことはできない、そう思うような子どもでした。

 今で言う、戦記物のようなものもずい分読みました。僕が子どもの頃に出された本には太平洋戦争について「ものすごく反省している」とか「本当はこうだった」みたいな話が多かったです。鉄砲を撃つ仕事だけではなく、たとえばレーダーにしても、どれほどいい加減なレーダーだったかということや、一生懸命努力したのに全部無駄になってしまったというようなことを、いろんな分野の人間たち、決してヒーローでない人間たちが書いたものが、ずい分出版されたのです。
 景気のいい話なんて本当にありませんでした。軍艦が沈められた後に、乗員たちが漂流してどうやって助かったかなんていうような話も含め、子どもながらにも「実際情けない戦争だったんだ」という気分だけはとてもありました。

 後にロバート・ウェストールが書いた『〝機関銃要塞〞の少年たち』などを読んだ時に「あ、この人は俺の先輩だ」と思いました。主人公は戦時下の少年で、大人たちが「戦争、戦争」と言いながら、まじめに戦争をやってないことに腹を立てている。それが自分と周りの世界との境目を、見極めるきっかけになっているんです。ウェストールのほうが僕よりも年上かな(編注:1929年生まれ)。彼は63歳で死んじゃいましたが。

 僕は彼の本を読んで、自分がどういう質たちを持っているかということに気づきました。僕は「自分の命よりももっと大事な大義があるんじゃないか」とか、「そのために死ぬんだ」と思って、そっちの方へ、ガーンと行ってしまうタイプの人間なんです。もうちょっと早く生まれていたら、絶対、熱烈な軍国少年になっていたはずでした。さらにもっと早く生まれていれば、志願して、戦場で慌ててすぐに死んでしまうような人間です。あの当時は、本当の戦争というのは何か、がわかった時には死ぬ時だっていうような時代だったと思います。もしかしたら、幸か不幸か僕は目が悪かったので、特攻には志願できないので、宣伝の絵とかマンガなんかを描かされていたかもしれなかった。

父は戦時中飛行機の部品を作っていた そんな子ども時代の戦争の記憶ですが、世の中の様相が、いわゆる戦時下のような状態になるのは、昭和19年(1944年)以降、国全体がヒステリックになってからです。

ただ、うちの親父は現実主義で、ニヒリストで「天下国家、俺は知らん」というような人物でしたから、親父の話だけを聞いてると、また全然違いました。

 親父は関東大震災の時に、墨田区にあった陸軍被服廠跡という、人がいちばん死んだところを逃げ回って生き残った人間なんです。まだ9歳だったのに妹の手を引いて逃げたというのが自慢でした。戦時中は東京大空襲の翌日に、親戚の安否を尋ねて東京に入ってるんです。だから、二度の死屍累々を見ています。

 学生時代の思い出を聞くと、小津安二郎の戦前の映画の「青春の夢いまいづこ」にそっくりで、徹底した刹那主義者。

戦時中は病気の伯父貴に代わって、飛行機の部品を作るような軍需工場の工場長をしていました。知り合いがみんな「もうこの戦争は負けるんだからやめろ」って言うのに、昭和20年(1945年)になっても銀行からカネ借りて投資したりして。

話を聞いていると、親父は世界情勢がどうこうということを認めたくなかったんですね。「戦争は俺がやってることじゃない。商売としては今、客がいて注文があるんだから、それに応えて作れば儲かる」ということでやったんだと。だから全然、後悔もしてないですよ。大局観なし。

 戦後は当然のごとく、軍需工場なんてやっていられないから、残ったジュラルミンの素材で、すぐポロッと折れるようなスプーンだとかの、いい加減なものを作ってましたが、物資がない時代なので飛ぶように売れてました。それを一気に作って売り切った売り上げを分けて、できたばかりの労働組合を説得して見事に会社を解散したんです。その後は工場だけ残ったから、そこでダンスホールをやったりしていました。最初の1年ぐらいは人が来たけれど、宇都宮からも汽車に乗らなきゃ行けない鹿沼というところだったから、しばらくしたら、人も来なくなって潰れました。

それで東京へ出てきたんです。ですから、僕はおふくろと親父がブルースを踊ってるのも見ています。僕が高校生になった頃、平然と「おまえ、踊りも踊れないのか?」というような父でした。

 戦争前、昭和の10年(1935年)とか、世界恐慌で不景気だったと言っているけど、実はその時期が映画の全盛期だったりもしたんです。要するに仕事があってお金を持っていれば、デフレだから楽しくやれたんです。「いや、もうあの頃はほんとよかったよ」と親父も言ってました、もちろん東京の一部分のことだったかもしれませんが。

 そんな親父が戦争について何と言ったと思いますか。「スターリンは日本の人民には罪はないと言った」それでおしまいです。僕は「親父にも戦争責任はあるはずだ」と言って、喧嘩しましたけど、親父はそんなものを背負う気は全然なかったようです。戦後もすぐアメリカ人と友人になって「家に遊びに来い」と言うような人でしたから。「アメリカのほうがずっといい。ソ連は嫌いだ」って言ってました。何でソ連が嫌いなんだと言ったのかは知らないけど、自由がないのが嫌だったのだと思います。本人は自由にやってましたから(笑)。
Posted at 2013/07/19 09:28:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月19日 イイね!

熱風にのって(^^;)

熱風にのって(^^;)パンストもパンチラも消されてしまったMARKWONDERです。
皆さん、おはようございます。



いよいよ宮崎駿監督最新作 映画「風立ちぬ」が、

全国公開されますね~♪ 私も映画館が空いてきた辺りで見に行きたいと思っています(笑)



そういえば、もうひとつスタジオジブリで公開された物がありますので、興味がある人は御読みになってみてくださいね(^^)!



Posted at 2013/07/19 08:38:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月18日 イイね!

浜田麻里 デビュー30周年記念アルバム「INCLINATIONⅢ」

浜田麻里 デビュー30周年記念アルバム「INCLINATIONⅢ」今日は、Myアイドル 浜田麻里さんのお誕生日なので、ちょっと宣伝を(^^A)



まずは、デビュー30周年記念 新曲・新録・未発表映像入りのスペシャル盤!!
「INCLINATIONⅢ」が2013.8.7に発売されます♪ウッホ━ヽ(*'∀`*)ノ━イ

歌に宿る精神、気高さ、サウンドクオリティー。
それは、決して誰にも真似できない浜田麻里だけが創り得る秀逸な世界。
その歌姫のデビュー30周年 記念アルバムをぜひあなたも手にとって聴いてみてください♪

気になるアルバムの内容は、コチラ!!
【CD】
01. Historia  ★new recording
02. Ilinx  ★★re-recording
03. Mirage  ★new recording
04. Stay Gold
05. Fly High
06. Blue Water
07. Sing Away
08. Heartbeat Away From You
09. Somebody’s Calling
10. Crimson
11. There’s A Will,There’s A Way
12. Ash And Blue
13. Thousand
14. Wish

【DVD】“LIVE INCLINATION 2002~2012”
01. Momentalia 【Live Tour 2012 “Legenda”】
02. E'tranger 【Live Tour 2012 “Legenda”extra】※new clip
03. Ash And Blue 【Live In Tokyo “Aestetica”】
04. Stay Gold 【 Live In Tokyo “Aestetica” 】
05. Fantasia 【25th Anniversary Tour “On The Wing” in Tokyo】
06. Summer Days 【Live Tour 2012 “Legenda”extra】※new clip
07. Tomorrow 【Live Tour 2012 “Legenda”extra】※new clip
08. Emergency 【Live 2002 “marigold”】
09. Don’t Change Your Mind 【20th Anniversary Special Concert】
10. Crescendo 【Live Tour 2012 “Legenda”extra】※new clip
11. Somebody‘s Calling 【Live In Tokyo “Aestetica”】
Ending SE Evergrace

【初回生産限定盤/特典Disc】
01. Fugitive

★初回生産限定盤のみ、特典CD(新曲1曲収録)、オールカラーフォトブック及びスリーブケース付

★特典:封入応募特典有り
商品封入の応募券でご応募頂いた方の中から抽選で、11月に行われる全国ツアーのバックステージへご招待!!(※応募券は、「初回生産限定盤」と「通常盤」それぞれの初回生産分に封入)

これは・・・買うしかないでしょうヽ(〃∀〃)ノ♪


その他の情報としては、
30th Anniversary Mari Hamada Live Tour
◆11/01(金) 広島クラブクアトロ
◆11/03(日) ZEPP FUKUOKA
◆11/08(金) ZEPP NAMBA
◆11/10(日) ZEPP NAGOYA
◆11/16(土) ZEPP TOKYO
◆11/24(日) ZEPP SAPPORO
となっております(^^)b

7/31(水)フジテレビ系「FNSうたの夏まつり」出演も決定!

テレビで見る姫も素敵ですが、ライブの時の姫はさらに輝いてますよ~!
ぜひ、お時間があれば、LIVEにご参加くださ~い(^○^)!
関連情報URL : http://www.mari-family.com/
Posted at 2013/07/18 09:58:13 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月15日 イイね!

やっと一息(^^A)

やっと一息(^^A)とうとう北関東オフ会の皆勤賞が途絶えたMARKWONDERです。
6月末~7月中頃までは、HELP業が忙しく、さすがにオフ会には出れませんでした・・・orz

まあ、なんとかHELP業務もひと段落しましたので、のんびりと休日を楽しむことに♪


手元のコンバージもほとんど加工が終わりましたが、LEDとCRDが切れてしまったので、今回はピンクとオレンジの3mmLEDも発注してみました。到着したら、さっそく取り付けてみようと思います。

Myコンバージも完成♪(セキュリティランプ用)
まずは、全体図。


そして、スタンダードなポーズ。


さらに東海の帝王に追いつけるようにバーニアを大型の物に換装し♪


切り刻めるようにビーム薙刀も新設(^○^)!

さらに東海の帝王の反撃に備えて、シールドも大型化してみました(* ̄m ̄)ププッ


そしてコンバージの後は、仕込んでいた梅を仕上げの土用干しです。

一般的に3~4日干すらしいのですが、私は半生ぐらいで仕上げてます。
干した後は、エアコンの利いた部屋に移し、余熱が取れるのを待って梅酢の中へ♪
2週間ぐらいたったら、今年の梅干の出来栄えをチェックしてみたいと思います(^○^)!

酸っぱい梅干しの後は、甘い物が欲しくなり、31へ♪


帰り道でスナイパーも忘れずに(^^)v


夏が来てしまいましたが、夏対策製作も開始♪




海の日を向かえ海水浴シーズン真っ盛りですが、事故には十分注意しましょう♪





夏は、開放的で良いですよね~♪
Posted at 2013/07/15 19:34:42 | コメント(6) | トラックバック(0) | DIY&料理 | 日記

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「お知らせが良くわからん。ヤフーからのアウター遮断すれば終わりじゃん。セキュリティ管理が相変わらず無いのね~(  ̄▽ ̄)」
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