
このブログは、個人的な思考と感情で書かれています。
気分を害する可能性がありますので、ご注意くださいm(_ _)m
九州に滞在しているMARKWONDERです。
皆さん、こんばんは。
関東から離れているのに、この時期になると震災を思い出してしまい、3年経っても心が重くなります。
そんな中、こんな集会が行なわれていたようです。
、「
上関原発を建てさせない山口県民大集会」
福島の事故以降、各地で論議がかもし出されていますが、電力会社(九電・沖電)が、「原発を再稼動しないと電気料金が跳ね上がる」って言ってるのを耳にして、もともと沖縄には
「原発が1基もない」のに何を根拠に言っているんだろうと思い、自分の認識間違いかなぁ~と調べてみました。
調べた結果は、やはり沖縄電力は火力発電が主体だし、仮に九州地方(日本の南側と言う意味で)に上関原発を新しく作ったからと言っても電気料金が大きく安くなる事は無いと思うし、原発をフル稼働してた時の東電や関電の電気料金を火力発電を中心として発電している沖縄電力の電気料金が今もほとんど変わらない事から値上げの根拠が見えませんでした。
需要が無く、使用者側のメリットが無いなら、原発は新しく作らなくても良いのではないかと思いつつも、遠く離れた地で行なわれている集会に集まった人々の関心の高さに改めて原発について見つめ続けていかなければと背筋が伸びる思いでした。
被災地や被災した方々の事を考えて作られた新しい税金「復興税」。
税金以外でも募金、ボランティア等を3年が経過した今でも継続して活動してくれている人達。
本当にありがとうございます。関東に住む一人の日本人として心から感謝を申し上げます。
ありがとうございます。m(_ _)m
色々な人達と触れ合う時間の中、これだけの多くの人達が努力しても原発事故の状況は実は何も前に進んでいないのではないか?と想っている自分を感じます。
*放射能汚染で未だに自宅に帰ることができない6万人の避難者の方々がいる現状
*福島県内に建設予定の放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設
*永久的に続く除染作業
*先月に東電から発表された「昨年7月の時点でストロンチウムの濃度が500万ベクレル」に達していたと発表した東電。
昔、プルトニウムは、一度火を入れると10万年ぐらい燃える物質なのだと本で読んだ事があります。
現在使われている保存容器の耐久年数は1000年。
中間管理貯蔵庫や原子力発電所の建築物にしても、それほど長い年月を耐えられるものではないだろうし、燃えた火を移し変える(または消す)技術が無ければ3年前の震災と同じ事が自然災害(地盤沈下や津波)が来なくても日本の各地で起こるのではないかと思ってしまいます。
震災前の福島の「姿」を想像している中、先月東電から発表された「
去年の7月の報告」。
どこまでが「正しく」。なにが「真実」なのか?
これだけは変わらず言えると思う。
福島原発事故は、終熄していない。
コントロールもされていはいない。
福島を愛する人達の「ふるさと」は、あれから何も変わっていないと・・・・。
原発事故以降、出荷前に福島県による放射性物質のモニタリング検査で安全が確保されている福島産の野菜や果物。
畑の表土を削り取ったり、表層と下層の土を反転させたりして農地の除染を行い、基準値を超える比率は確かに下がりました(12年度:7/7271件、13年度:0/5734件)。
九州でも福島産の野菜や果物を見かけたので食べてみました。
艶々として、新鮮な成果物。他県で生産されたものと遜色は見つけられない。
この青果物達の美味しさを味わいながら、福島の人達の顔を思い出す自分。
今後、福島原子力発電所一体の地盤/地質環境がどうなっていくのか?
同郷を想う一人の日本人として命ある限り自分の目で見守り続けていこうと思います。
Posted at 2014/03/09 01:38:24 | |
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