ベルト交換(エアコンベルトとジェネレーターベルト) その①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
去年あたりから寒くなると、ベルトが少し鳴き始めてきました。
ベルトを見るとひどいひび割れではないので、そのままでも良いのですが、丸5年使用しているので硬化していますし…
…思い切って交換する事にしました。
まず、交換にあたってフロント右側を少しジャッキアップし、フロント右タイヤと右側のアンダーカバーを取り外した方が、作業が楽に行えます。
2
こんな感じで見やすくなり、作業もしやすくなります。
スイフトのベルトは2本掛けです。
ベルトを交換する時は、2本交換をお勧めします。
1本ひび割れ、もう1本は問題なしで1本だけ交換する方もいますが、1本だけ交換しても、そのうちもう1本も交換しなければなりません。
そうなると、工賃が無駄になってしまう為2本同時交換する方がお得です(^^♪
3
まず、外側にあるエアコン側のベルトから取り外していきます。
エンジンルームから見ると、少し見にくい位置にありますが…
①プーリーナットを緩める
②テンションボルトを緩める
③ベルトを取り外す
こんな感じの流れです。
4
プーリーナットを緩めるのに、ストレートレンチがあれば楽です。
ナットは14なので、12-14でも14-17でもどちらでも良いと思います。
緩めていくのですが…
固い…
緩まない…
5
奥の手…
パイプで延長(*^^)v
現場ではよく見る光景です。
固い時は延長に限ります(^^♪
特に古い車のクランクプーリーボルトは固いのよ…(>_<)
しかし、延長にはリスクも伴います。
ボルトやナットに工具がしっかりかかっていないと、一瞬でなめます(T_T)
ですので、ボルトやナットに工具がしっかりかかった状態を確認しながら力をかけていきます。
固いと大体「パキッ」っと言って緩みます(最初折れたかと思います)
プーリーナットをある程度緩めたら…
プーリーナット規定トルク
T=55N・m
6
テンションボルトを緩めていきます。
このボルトを締めたり緩めたりする事で、テンションプーリーが上下する為ベルトの張りが変わります。
ですので、本締めする必要はありません。
12のソケットで緩めていきます。
私は12のディープソケットを使用しています。
ある程度緩めて手で回りそうな感じなら、手で回してください。
工具より手で回している方が早いです(^^♪
テンションボルトを最大まで緩めたら、ベルトが簡単に取れます。
7
次に内側にあるジェネレータ側のベルトです。
私は最初に、ジェネレーター(オルタネーター)の支点となるピボットボルトを緩めました。
何故かここのボルトは、形状が異なります
6角のヘキサゴンレンチが必要です。
大きさは8です。
ソケットタイプのヘキサゴンレンチがあった方が良いです。
かなり固くフルパワーが必要です(・へ・)
緩め……固い……無理……m(__)m
リフトアップしていれば体全体でフルパワーをかけれますが、ジャッキアップではほぼ腕だけの力なので、何とも……
8
ジェネレーターの下側を見ると…
錆錆じゃん(@_@;)
そら固いわ…
ひとまず、ルーセン(潤滑剤)ふいてしばし待つ…
その②へつづく…
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