エンジン不調の原因を探る
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
突然のエンジンストップに遭遇した翌日の休日、お世話になる近場のホンダCARSに相談に行きました。
エンジンストップを起こした前後の状況を説明し、原因の推測をします。
工場長直々に相談にのって頂きました。
1.原因として、吸気系・点火系・燃料系・エンジン自体の不具合が考えられる
2.エレメントは新品交換のため吸気には問題ないだろう
3.ガソリン残量は問題なく、ガス欠でのエンストならば事前にノッキング状態になるだろうから燃料が原因とは考えにくい
4.エンストするまでのエンジンの動きに問題はなかったので、エンジン内部の不具合は考えにくい
5.予兆もなく突然止まることから点火系が一番あやしいという指摘を受けました。
2
点火系で要因として考えられるのは、
1.プラグ
2.プラグコード
3.デスビ
4.イグナイター
5.バッテリー
といったところでしょうか。
プラグは交換したばかりなので候補からは外す。(ただし、新品に交換したばかりでも問題の可能性は多々あるらしい)
セルが元気良く回ることからも、バッテリー劣化の可能性は薄い。
プラグコードが原因ということも考えにくい。
というわけで、デスビかイグナイターのどちらかに問題がある可能性が大のようです。
両者共に不具合事例があるため、部品交換をしてみてはと勧められる中、走行中にストップする辺りから、イグナイターがエンジンからの熱によって不具合を起こす可能性が高いとのこと。
イグナイターによるストップならば、止まった後にプラグから火花が飛ばないらしく、それを確認してから部品を発注しましょうということで帰宅しました。
3
帰宅後、すぐにアイドリング開始。
カプチのマフラー交換・デフオイル交換をしている間、30分くらいアイドリング放置してみました。
ヘッドを触るとそれなりの発熱をしているようですが、エンストが再発しません。
まぁ、トラブルの時はこんなものかと諦め、次の週末にでも確認することにしました。
4
6日(土)は休日です。
天気予報によると7日(日)以降は雪が降るらしいとのこと。
最近はカプチで通勤していましたが、スタッドレスタイヤの無いカプチでは心許ないし、雪道になると融雪剤の散布があり、そんな中をカプチでは走行したくないので、原因究明を急ぐべくアイドリングを再度行うことにしました。
ところが、1週間放置してたらセルは回りますがエンジンが始動しなくなってしまいました。
これでは不具合原因の特定も出来ないし、このまま放置しても回復は望めないことから、とりあえずイグナイターを注文することに。
幸い、在庫があるらしく、7日の午後には届くとのこと。
5
実はイグナイターがどこについているかも知らないので、パーツリストの該当箇所のコピーを頂き、雪の降る中、傘をさしながらの交換です。
6
プラグコードを外し、デスビ本体を外して反対に向きを変えたところで、目的の箇所を確認しました。
外したイグナイターはOKI製。
4ピンの端子に腐食は無く、見た目には全く不具合は見受けられません。
7
元に戻して、不安感を抱きつつキーを回すと.....
元気良くエンジンが始動しました。(^o^)
雪が舞う中、走行しましたが全く止まる気配もないため、今回の不具合原因が確定しました。
電気系のトラブルは要因が見えづらいものですが、今回は割とすんなり解決したのは助かりました。
(ずぶ濡れになりながら深夜の散歩はしましたが.....)
これで、まだ暫くは元気に走り続けられることでしょう。(^^)/
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク