
ロシアの空港から出れたのは、昼の12時ごろ。
オーナーが迎えに来てくれたので、
そのままガレージへ直行。
現時点での車の状況を、まず確認したかったので。
聞くと、エンジンは新品クランクを使い、組み直したばかりと言う。
「ナラシは、昨日まで700kmくらい走りました」 (ロシアなまりの英語で)
「何か問題は出てます?」(俺も日本、アメリカ、オーストラリアなまりの混ざった英語で)
「いいえ、オイルフィルターもオイルも昨日換えておきました。
オイルフィルターがCrashed(つぶれていた)がナラシ範囲では絶好調です。」
「んっ???? オイルフィルターがCrush??」 たぶん言い間違いだろ??。
でも、確か「3回続けてチューナーに壊された」と言ってた事を思い出した。
しかも、クランクやコンロッド、メタル等。ちょっと気になる・・・
この車、ドライサンプまで付いている。 何かのオイル関係の苦労はあった様だね。
おれ、悪い予感だけは当たるんだよ。 良い予感は全く当たらないのに・・・
2個目の燃圧センサーを取り付け、ゴム配管手直しして、
油圧、燃圧、点火時期等をチェック。
確かにエンジン音は調子良く聞こえる。
この時点で、午後4時。 まだ、日は高く空は昼ごろに見える。
ダイノパックまで40分で行けると言う。
「どうする?今、このまま、ダイノパックまで行って、始めちゃいます?
今日中に終るとは思えないが、早くはじめりゃ、問題あっても、明日、対処が早くなるから」
という訳で、ダイノパックに左ハンドルのR34を設置。
時間は午後8時。
早速、回し始める。 2回目にこのエンジン初めての5500RPMオーバー
ブースト0.8kg、 ラムダ0.75(空燃比11位)
アクセル戻すと、エンジンがエンストして止まった・・・ んっ?嫌な予感。
壊れる範囲の数値はどのロガーに残したデーターには出てない。
2個付いていた油圧系以外は・・・・・
一個はフィルター前。 ダッシュの上に付いているので、俺もチラ見はしてた。
6Kg以上はあった気はする・・・
しかし、ホントに大事だったのは メーターの下方にさりげなく付いている
ノーマルメーターの方の油圧系。 チラリと1キロ切ったのをドライバーが気が付いてない様だ。
続く・・・
Posted at 2010/05/24 23:13:49 | |
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