
ランボルギーニ創設30周年を記念して
150台限定で製造されたディアブロSE
(スペシャル エディション)
そのスペシャルな150中で、
さらに20台だけ製造されたイオタ。
伝説の”イオタ”の名前を継ぐ
カタログスペックは595馬力。
普通のディアブロが490、SEのカタログスペックが、525馬力なので、
同じ5.7リッターの排気量から、なんと20%の出力アップをした事になっている。
(これは6リッターGTを上回る)
当時のランボのカタログスペックに、懐疑的な方は多いと思う。
俺も、もちろんその一人です。
数多くのランボを計ってきたが、カタログスペックは”憧れの数値”(苦笑)
それでも、”イオタ”が速いのは事実!
しかし、2000RPM以上のアイドリング・・・、低速の乗り辛さ・・・排ガス、燃費等、
ストリートカーとして使うには、多くの犠牲を強いている事も、また事実。
今回、そのイオタをMoTeC M48で制御して、乗り易さも、本来のパワーも
良いドコ取りしようと試みました。
1500以下で安定したアイドル出来る様になりました。
街中の渋滞も、普通に乗れるようになりました。(ホッ)
そして、最後にパワーチェック!
希少すぎるこのエンジン、無理は禁物。
オーナー様の目標が達成出来れば、そこで終了と決めていました。
最初の一本で、510馬力はクリアー! しかも7000RPM以下!
このパワー特性で行くと、最大パワーはたぶん、7800RPMくらいで出るんだろうな~。
でも、好奇心でオーナーの大切な車に、望まぬリスクは背負わせる事は出来ません。
今回は、コイツの本当の実力は計ること出来ませんでした。
でも、無事に、扱い易く、速い車に仕上がってくれたので、
オーナーも俺も大満足する事は出来ました。 めでたし!
Posted at 2010/03/31 00:30:16 | |
トラックバック(0) |
パワーチェック | 日記