
1台作業を終えると、直後に数台、
同じ様な車輌が続く時が、不思議によくある。
今月はBMW M3とZ4でした。
3台ともエンジンは直6 N/Aの名機 S54
ノーマルエンジンでも、調整を合わせこむと、
3.2リッターの排気量から350馬力以上の出力を叩き出す。
しかも、インテイクとエキゾーストのバルタイを自由に変えられる
デュアルVANOSのおかげで、低回転から大きなトルクを発生して
乗り易さ、スムースなアイドリング等も全く失っていない。
今月、最初にやったのはZ4(エンジンはM3と同じS54)
タコ足、エアー インダクションボックス等の変更がされていて、
MoTeC M600の調整をダイノパックで行いました。
ダイノパックTCF 1,00設定でも出した出力は340PS以上!
次にやったのはE46 M3.
SMGミッションの車輌ながら、なんと2ステージNosを武装。
調整後、パワーチェックを行うと、難なく441PSを記録!
3台目は、E46 M3のSMG。
完全なストリート車輌ながら、インダクションボックスが変更されていました。
ファクトリーチューンドのCSLが360馬力を謳っていますが、
通常のM3 343馬力との主な違いはインダクションボックスとECUと聞いています。
パワーチェックは行いませんでしたが、調整時のインプレッションから、
350馬力以上は出ている気がします。
制御が複雑で、改造が難しいとされるS54ですが、
正しい調整さえ行えば、最高のN/Aエンジンの名機と思っています。
Posted at 2010/10/15 12:56:47 | |
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パワーチェック | 日記