
1987年にアメリカの雑誌のテストで
339.9km/hを記録し、
その後、イタリアのナルドで
342km/hを出したとされる
ルーフ CTR ”Yellow Bird”。
ツインターボ、12本のインジェクターを持つ
3.4リッターエンジンは469馬力と公表され、
特注のハイギアード5速ミッションが装備されていた。
高価で生産台数の少ないCTRだが、
その技術と偉業は、世界中の車好きの憧れで、
多くのチューナーのお手本と目標となる、革命的な名車だったと記憶している。
ウチでは、過去に2台のCTRをMoTeCで制御した事があるが、
今回はその1台で、点検とMoTeCの再調整で入庫した。
「調整」を言い訳にセッテングしながら、パワーチェックしてみた。
本音はどこまで出るのか見てみたかったけど、あまりに貴重なエンジンなので、
ブーストはオーナーさんのご希望された「1.0 Kg/cm まで」で行った。
20年以上の時が経っても、さすがルーフ!
あっさり498PSをたたき出した!
昔、憧れた車でも、今乗ってみると、
「あれ~?こんなもんだったっけ?」と感じる事が少なくないが、
こいつは違った!
これから先、20年後も憧れの名車として、俺の心に残る車になりそうだ
Posted at 2010/09/02 17:28:26 | |
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パワーチェック | 日記