2011年10月27日 焼岳 北峰 2393m 快晴
投稿日 : 2011年10月27日
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11月になると高い山に登るのは危険だろうと思い、今日を今年の締め登山とすることにしました。
締めに選んだのは活火山「焼岳」。
3つほど登山ルートがあるそうですが、ネットや書籍などで紹介されている、一番時間がかからないルートを選びました。
写真は、岐阜側から安房峠を越えた先にある「10号カーブ」です。
ここに新中の湯ルートの登山口があります。
現地には8:10に到着しましたが、既にほぼ満車状態。
私の後に到着した車は場所がなく、法面側に駐車していました。
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歩き始めはまだ、活火山らしさは見受けられません。
しかし、足場が非常に悪いです。
切った丸太が並べてあるのは、泥濘地を避けるため。
とはいえ、泥で汚れた靴底では、丸太の上を歩くと滑ってしまいます。
結局、歩きにくい・・・
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蒸気(煙?)が上がっているのが見えました。
こんな状態の山を登るのは初めてです!
ちなみに、あれの「上」がこの日の目的地です。
私はてっきり、あれが進入禁止の南峰だと思ったんですが、違ったようです。
4
平野部では見かけない、巨大な霜柱。
こういう植物のようにも見えますよね。
これが溶けると泥濘地の出来上がりです。
昼に溶けて、夜にまた凍る。
これの繰り返しなんでしょうね。
なお、写真の向きはこれであっています。
横向きに生えてるんですよ、この霜柱。
5
このあたりまで登ると、風に流された硫黄のニオイが時々感じられます。
森林限界を突破しているので、周りは熊笹などの背の低い植物ばかりです。
あとは、噴火の際に出来た岩石が転がるばかり。
この日は小さな落石を見ました。
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快晴のためか、登山客が多い印象を受けました。
ちょうどいいところに品川ナンバーの車の二人連れを発見したので、山の大きさの対比のためにこっそり撮影させて頂きました。
登山口でちょっとお話したので覚えてました。
7
130㎞先の富士山の頭が見えました。
左の山の陰になっている、台形の部分がそれ。
雲ひとつ無く、素晴らしい眺望でした。
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右の低い所が上高地で、左の山の塊が穂高連峰です。
先日テントを張ったのは、上高地を流れる川沿いをずっと奥の方へ歩いて、穂高連峰を回りこんだところです。
こうやって見ると、とんでもない距離を歩いたものですね・・・
写真の左上のほうで、気が生えて無さそうなのに緑色になっているところ、は、穂高独標の手前の登り坂です。
実に面白い。
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