駐車場の目の前には芝生広場が広がっており、その奥には高く積まれた土塁が2つ見えます。
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片方の土塁には上まで登れるような展望台が作らっれています。
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展望台にある説明板には当時の空中写真が掲げられています。
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展望台から下を見ると、工廠の建物が見えます。
この構造には驚きました。 |
場内を案内してくれるガイドボランティアが配置されています。
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こちらは旧第三信管置場。
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建物の向こう側には土塁の内外を通行できるようなトンネルが作られています。
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建物周囲を見ていると、ちょうどガイドの方が通りかかり「一緒に建物に入りますか」と声をかけてくださいました。
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建物内には当時使われていたフライス盤と旋盤が展示されています。
建物は信管置き場なので、これらの機器は別棟にあったものでしょう。 |
機器は名大が保管していたものなのだそうです。名大は終戦後、連合軍がこの地を日本に開放する際に買い取ったそうです。今でも一部の敷地は名大が使用しています。
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建物の天井は木造です。これは万が一建物内の信管が爆発した時、その圧力を上に逃がすための措置です。
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よく見ると柱には海軍を示す錨マークがついています。
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壁面の天井近くには照明装置の取り付け跡もあります。
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防空壕です。屋根がないため空からは丸見えです。
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木の根元をU字型に掘った防空壕。
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これが前画像の実物です。
経年により形がかなり崩れています。 |
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もうひとつの土塁は先程のように建物の周囲にあるのでなく、建物全体を上から覆い隠しています。
建物は旧第一火薬庫です。 |
土塁の上に見えるのは通風筒。火薬庫内の温度管理のためのものです。
手前2本は細くなっていますが、当時の資料をもとに正確に再現したのだそうです。 |
立て札の向こう側が爆撃跡です。
250kg爆弾が炸裂したのだそうです。 |
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建物入り口。
ガイドの方と一緒でないと入れません。 |
廊下部分。
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建物内は大変綺麗な状態で残されています。
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扉は鉄製です。
大変綺麗な状態です。 |
扉の鍵はナンバーロックになっています。火薬なのでセキュリティもしっかりされていたようです。
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部屋の中は湿気の管理のため、すべてきで作られています。
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こちらは開かずの扉。内部は全く当時のままの状態だそうで、保存のために通常は公開しません。
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廊下の壁面には通風孔が作られています。湿気や温度の管理は相当な神経が遣われています。
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廊下を走る板で出来た通路の下には当時遣われていたコンクリート製瓦が保管されています。ただ土製瓦より品質は劣るので現在は外して保管されています。
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その奥にも通気口がありました。
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廊下の壁はコンクリートですが、80年以上経過しているにも関わらず僅かなクラックすら見れらません。
大変高い技術と質の高いコンクリートで作られています。 |
当時の電線。
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当時の配電盤。
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盤に欠かれた文字は戦後に名大が使っていた時代に書かれたものだそうです。
書くなよ名大! |
当時の水道管。
かなり朽ちています。 |
昭和十四年と書かれています。
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火薬庫建物の向こう側は今でも名大の敷地になっていて、通常は入ることができません。そこにも当時の建物が複数残っているそうです。
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火薬庫すぐ近くには水槽跡があります。
現在は砂利を敷いて産められています。 |
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信管置き場の東側は当時の軍用道路があったそうで、その道路沿いには画像のように街路灯が設置されていました。
現在は灯火部は撤去されています。 |
こうした箇所にも海軍を示す錨マークが施されています。
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敷地の周囲にも土塁が築かれています。
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さらに土塁の外側には水路も設置されています。
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画像右手には数十台が停められる無料駐車場が整備されています。