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メタリコのブログ一覧

2020年04月08日 イイね!

コロナ・マークⅡ 第3話「ツインカム」

コロナ・マークⅡ 第3話「ツインカム」こちらは王国の軍政ということもあって、即日禁止令が出ます。飛行機でさえ飛ばなくなる。困ったもんです。







排ガス規制以降、トヨタは「DOHC化」に力を入れる。
たとえ気筒あたり2バルブであってもDOHCはDOHCであり、憎きスカイラインを倒すには絶対必要であると考えていた。幸い、日産は規制適合したDOHCエンジンを持っていない。

このトヨタの「DOHC化」の執念は相当なもので、のちに「ツインカム」というニックネームまで与えたほか、バブル後期には、下はスターレットから上はセルシオまで「全車ツインカム搭載」するまでになった。もはや、スカイラインに対する「1600GTの怨念」だろうか。

DOHCの排ガス規制適合に成功したトヨタは、DOHC4気筒2Lエンジンをセリカに搭載し、「2000GT」をグレード展開する。SOHCしかないスカイラインGTに対して「名ばかりのGT達は、道を開ける」とCMで挑発するも、ターボで武装した(日産はターボ化に力を入れていた)スカイラインに返り討ちに会う。


そんな人気車スカイライン・ジャパン(ハコスカ以降、唯一DOHCがないモデル)であったが、やはりファンは「DOHCエンジン」、すなわち「GT-R」を渇望した。

6代目「ニューマン・スカイライン」となり、待望のDOHC、それもトヨタとは違い気筒あたり4バルブという、「本物の」DOHCが搭載されるというニュースが世間を賑わせる。

いよいよGT-Rの復活か!と思ったのも束の間、「6気筒でなければGTは名乗れない」という日産の意向で、GT-Rではなく「RS」となった。4気筒だったのである。

RSは最上級スポーツグレードの証である「赤バッジ」をつけた。後にも先にも、4気筒エンジンで赤バッジを付けたのは、この6代目スカイラインRSシリーズのみ。マイナーチェンジでフロントフェイスを「鉄仮面」のようにし、ターボを搭載したRSを「史上最強のスカイライン」というキャッチフレーズで売り出すも、やはりファンはGT-Rを望んだ。売れ行きもジャパンのころと比べ、やや下降気味であった。

時代はコロナ/ブルーバードクラスから、より上級志向になっていた。小ぶりでスポーティなスカイラインよりも立派に見えるマークⅡ3兄弟は、時代の波とともに売れまくった。そしてトヨタはついに「ツインカム24バルブ」を完成させ、マークⅡ3兄弟にも搭載する。

今度は日産が指をくわえる番であった。


<づづく>

※次回第4話は「ライバル」編です。
Posted at 2020/04/08 21:01:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2020年04月07日 イイね!

コロナ・マークⅡ 第2話「マークⅡ誕生」

コロナ・マークⅡ 第2話「マークⅡ誕生」前回からの続きです。GT-R初陣レースの後。
今回も私の妄想話が炸裂します(笑)







スカイラインにしてやられた格好になったトヨタは、コロナの2ドアハードトップなど上級グレードを「コロナ・マークⅡ」という別車種とし、1.9LのDOHCを搭載した「GSS」を発表、1600GTの後継とした。


一方、プリンス社が日産に吸収され、「日産スカイライン」となってからも、スカイラインは人気・名声を欲しいままにしていた。排ガス規制でGT-Rを失っても、衰えるどころか人気はうなぎ上りで、「ジャパン」と呼ばれていた5代目は、月に1万台以上売れたときもあった。とくに6気筒エンジンの「スカイラインGT」人気は凄まじく、トヨタも指をくわえて見ているほかない。

さらに、日産は「ローレル」という、セドリックとブルーバードの中間に位置する車も持っていた。

プリンスからスカラインがやってきた直後に登場したこともあり、彼の従兄的な位置づけで、かつセドリックの小型版「ハイオーナーカー」というポジションの人気車である。


トヨタは、このローレルに目を付けた。

一旦、スカイラインはあきらめ、「コロナ」というネーミングを外すと同時に「チェイサー」という兄弟車を生み出し、「マークⅡ兄弟」でローレルを撃破する作戦である。作戦は当たり、さらに「クレスタ」という兄弟車も誕生、有名な「マークⅡ3兄弟」の時代を迎える。

マークⅡがスカイラインから離れたため、トヨタはセリカ/カリーナにその方面を担当させ、さらにセリカの4ドア版として「セリカ・カムリ」を発表する。


ネーミングは、クラウンの「王冠」、コロナの「太陽冠」、カローラの「花冠」、についで『"C"から始まるセダン』4番目の「冠」名を得ている。由来はずばり、日本語の「冠」。

カムリと言えば、今や世界中で活躍するトヨタの大看板であるが、生まれた背景は、販売店対策であり、カリーナの兄弟車というものであった。

カムリはのちにFF化され、コロナ/カリーナより格上の「トヨタ最上級FFセダン」というポジションを得る。広大な室内はクラウンをも凌ぐとされ、FFビッグサルーンの祖となった。

結果的に、このFFカムリがローレルにとどめを刺し、この世から葬り去ることになる。

<づづく>

※次回第3話は「ツインカム」編です。
Posted at 2020/04/07 22:03:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2020年04月06日 イイね!

コロナ・マークⅡ 第1話「レース編」

コロナ・マークⅡ 第1話「レース編」こちらはレストランはじめ、ゴルフ場などの遊戯施設がすべて閉鎖。こんなときに限って3連休。来週は5連休。。

ヒマなので、コロナという車にまつわる妄想話を書いてみます。妄想部分がほとんどなので、史実と異なる部分があること、ご容赦願います。





昔、トヨタに「コロナ」という車があった。クラウンとカローラの間を埋めるミドルグレードとして1957年に誕生。ライバルはダットサン・セダン(のちのブルーバード、現シルフィ)。1960年代に入り、コロナとブルーバードは熾烈な販売競争を繰り広げる(いわゆるBC戦争)。

両車とも積極的にレースに参戦し、コロナ2ドアハードトップ(今でいうクーペ)のボディにヤマハ製1.6LのDOHCエンジンを搭載した「トヨタ1600GT」は好成績を残し、格上の王者プリンス・スカイラインGT-Bに勝利する。

圧巻は初代スカイラインGT-R初陣レース。
絶対不利な状況の中、1600GTはGT-Rを抑え、なんと1位でゴールする。しかし日産側からの「走路妨害だ」という抗議が通り、1600GTはペナルティのため3位となり、GT-Rが繰上げ1位となった。以降、GT-Rは、49連勝という記録を達成する。

1600GTは、このレースを最後に姿を消した。


そのGT-Rの連勝を止めたのは、ロータリーエンジンのマツダ「サバンナ」。
2ドアハードトップと4ドアセダンがあり、コロナ/ブルーバードクラスであった。

サバンナは「RX-3」名義で輸出され、のちに2ドア専用となった際、「サバンナRX-7」という名になる。

今のところ最後のセブン、FD型RX-7が登場した当時、スカイラインはR32型で、GT-Rも復活、両車はライバルと言われた。

だが若い人たち(私も含め)には「まったく毛色の違う両車なのに、ライバルと言えるのか?」という声が多かった。両車は正反対の方向に進化したが、歴史的には完全なライバル同士と言えた。

さらに勝者側はセブンということになる。

なぜマツダはロータリーこだわるのか。いろんな理由があると思うが、この世にスカイラインとGT-Rがある以上、勝者の証であるロータリーを簡単に諦めるわけにはいかないのだろう。


第1話<完>

※次回第2話「マークⅡ誕生」編 です。
Posted at 2020/04/06 19:03:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2020年01月30日 イイね!

ハイヤー・ラブ

ハイヤー・ラブバーガーキングで朝飯食ってたら"Higher Love"のカバー流れてました。2回連続で。



おお~かっこうええのう♪ 流行ってんのか?と思って調べたら、ホイットニーがカバーしたのをDJがリミックスしたもののようです。
ホイットニーがカバーしてたとは知りませんでした。「I'm Your Baby Tonight」というアルバムの日本版のみボーナストラックで収録されてるらしい。

オリジナルもチャカカーンがバックボーラスなので、女性が歌っても違和感なし。



当時、最先端と言われたサウンドですが、もう34年前か(汗
ちなみにこの曲の入った「Back In The High Life」というCDを中古で購入したことがあるんですが、キズが入ってたのか2曲目以降は音が鳴りませんでした(笑)
新品で買い直そう。
Posted at 2020/01/30 22:47:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海外 | 音楽/映画/テレビ
2019年11月14日 イイね!

無駄な年月

無駄な年月ちょっと九州地方に仕事というか用事があり、帰国してます。

現地にいるときは極力クルマやオーディオのことを忘れるようにしているのですが、禁断症状が出始め、帰国前にいろんな部品を発注してしまいました(汗

今回の整備手帳








見事に失敗に終わりましたが満足です。しばらく禁断症状は出ないでしょう(笑)

それでは私のテーマソングをお聴きください。



”ウェイステッド・イヤーズ”

唄と演奏:アイアン・メイデン
詞・曲:エイドリアン・スミス

黄金の海岸から船出し 7つの海を股にかけ
世界中あまねく旅を続けている
でも 今 自分が自分でないような感じ
やること為すこと すべて他人がやるようで

目を閉じ そして故郷を思う
夜 またひとつ街が通り過ぎていく
失ってからでなければ 恋しくは思わないもの
俺の心は ずっと 死ぬまでここに

だから わかってくれ
無為に過ごした日々を探し求め
時を無駄にしてはいけない
現実を見つめ・・・心を決めて
もはや人生の黄昏にさしかかっているんだ

時はたっぷりあるのに
オーディオのことを考えるばかり
この苦しみは 癒すこともできない
言うべき言葉が見つからなければ
明日へつなぐことも難しいだろう
すべて放り出して 泣き出したくなる

※一部歌詞を変更しております
Posted at 2019/11/14 22:39:01 | コメント(4) | トラックバック(0) | オーディオ | クルマ

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2025年08月12日12:11 - 12:32、
24.30km 21分、
バッジ2個を獲得、テリトリーポイント10ptを獲得」
何シテル?   08/12 12:32
音楽を聴きながらドライブして日帰り温泉に行くのが好きです。 カーオーディオも好きですが、手軽に楽しんでます。

ハイタッチ!drive

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