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結果を言えばGT-R　GT3が勝ちました。

ポルシェが圧倒的に有利だと思ったんですが、ピットで時間を食ってしまいました。
これはまあGT3車両ならどれも給油に時間がかかるので特にどうということは思わなかったんですが、GT-Rはリヤのみ2本交換で済ませ、ピットタイムを短くしました。

ファーストスティントは予想どおりでしたがどこもタイヤマネジメントに苦心しておりそれほど差がつきませんでした。
1～9位まではほぼ差がない状態。
ハンコックも大逃げを打つようなことはしてきませんでした。

セパンよりも暑くなると予想できなかったのかもしれないですね。
先週までは東北は梅雨で涼しかったようですから。

ピット作業を済ませるとJAF-GTであるプリウスが燃費の良さを生かして給油時間を削り、トップに立ちます。
が、タイヤ交換してタイヤマネジメントにそれほど神経質にならなくて良くなったFIA-GT勢がアタックを開始。
中でもGT-Rは脅威のタイムを連発。１週当たり1～２秒くらい速い。
あっという間にトップに立つとそのまま独走、２位に30秒以上の差で優勝しちゃいました。
完全に作戦がはまっての勝利でした。

ポルシェはどういうわけかタイムが伸びず４位と５位でした。
ここまで暑くなると思わず気温に見合った決勝用タイヤを持ってなかったのかもしれないですね。

痛車勢では０号車が粘ってなんとか７位でフィニッシュ。
上位が結構自滅してくれたのもありますが、決して速くないというかストロングポイントのない車でよくこの順位を手に入れてると思います。

未だ僅差でランク２位。もし前回ガス欠がなければもう15ポイントあったわけですからどれだけすごいんでしょね。

今後勝つにはピットワークが重要になってきますね。

次は鈴鹿1000km、真夏でしかも長いレースですから予想がつかないです。

リザルト

1
3　S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
関口 雄飛
千代 勝正　1:49'04.082

2
52　GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3 / M159
竹内 浩典
黒澤 治樹　31.087

3
88　マネパ ランボルギーニ GT3
GALLARDO GT3 / CEH
織戸　学
青木 孝行　38.962

4
33　HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R / M97/79
影山 正美
藤井 誠暢　39.788

5
911　ENDLESS TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R / M97/79
峰尾 恭輔
横溝 直輝　50.966

6
11　GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra / CJJ
田中 哲也
平中 克幸　57.998

7
0 GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3 / P65B44
谷口 信輝
片岡 龍也　58.346

8
31 apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS / RV8K
新田 守男
嵯峨 宏紀 1Lap

9
43 ARTA Garaiya
ARTA Garaiya / VQ35DE
高木 真一
松浦 孝亮 1Lap

10
61　SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300 / EJ20
山野 哲也
佐々木 孝太　1Lap

------------------------------------------------------------------------

11
4　GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3 / P65B44
番場　琢
佐々木 雅弘　1Lap


18
27　PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC / F136GT
山岸　大
井口 卓人　7Laps

20
48　DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 / LS7
高森 博士
密山 祥吾　19Laps

シリーズランキング

1
911　ENDLESS TAISAN 911
峰尾 恭輔
横溝 直輝　39Pts

2
0　GSR 初音ミク BMW
谷口 信輝
片岡 龍也　35Pts

3
11　GAINER DIXCEL R8 LMS
田中 哲也
平中 克幸　35Pts

4
33　HANKOOK PORSCHE
影山 正美
藤井 誠暢　34Pts

5
3　S Road NDDP GT-R
関口 雄飛
千代 勝正　28Pts

6
2　エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
高橋 一穂
加藤 寛規　25Pts

7
66　triple a vantage GT3
吉本 大樹
星野 一樹　22Pts

8
52　GREEN TEC & LEON SLS
竹内 浩典
黒澤 治樹　21Pts

9
43　ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮　17Pts

10
88　マネパ ランボルギーニ GT3
織戸　学
青木 孝行　11Pts

昨年チャンピオンになったGSR　Studie初音ミクの今年のチーム体制が発表になりました。
マシンは昨年同様BMW　Z4。

昨年と違うのは今年はなんと2台体制です。
新たに「Project mirai」がスポンサーに付いた為でしょうか？

一番は今季“BMWカスタマーチーム”になったことでしょうね。
簡単にいえばセミワークスです。
BMW本社のサポートが受けられるんですね。
えらいこっちゃ(汗

ゼッケンは昨年の４と
新たに０になりました。

０号車には昨年のエース、谷口 信輝と
昨年はGT500に乗っていた片岡 龍也が組みます。


4号車は昨年のもう一人のドライバー、おなじみの番場 琢が、
2年ぶりに佐々木 雅弘と組みます。


ちなみに今年はミクさんのデザインも変わります。

イラストレーターは「GAN」氏。

なんかプリキュアっぽい気が…
カワイイんで気にしないことにしますw
(声優は悠木　碧ちゃんあたりにやってほしい感じだw)

今年も個人スポンサーやるけど、ねんどろつかないからいいやwww

今年もイカちゃんも走るし楽しみやなぁwww

決勝なんですが、もう予想通り過ぎてつまりませんでした。




結果を言えば
エヴァ初号機の4位が最高で
ミクさん9位、イカちゃん10位でした。

ミクBMW見た瞬間「遅っ」の一言でした。
加速しないわ曲がらないわで大変そうでした。
谷口選手が乗ってこれだからもうどうにもならんでしょうね。

因みにライバルのフェラーリF458は4回目の2位！
ポイントトップに返り咲きです。
今回からウェイト半分になり軽くなったことでポテンシャルが発揮できたようですね。

次の最終戦はノーハンデ。
ミクさんはポイントが5ポイント差の2位。
チャンピオン取るには最低でも6位以上が必要で、
なおかつフェラーリがミクさんより5ポイント以上少ない順位でゴールしないとなりません。

逆にいえばフェラーリはたとえリタイアしてもミク号が7位以下ならチャンピオンです。
今回のパフォーマンスを見る限りミク号が6位以上というのは厳しいような気がします。

しかしミク号は50kgの追加ウェイトを下ろすことができません。
リストリクターも車高も今回と一緒。
もう勝ち目無し、ですね。

今回の優勝はレガシィ。
2位以下をすべて周回遅れというとんでもない速さ！
こちらは逆に第4戦から性能調整でリストリクターをあげた車。
調整の意味ないじゃん。
上位2台はもう一度性能調整が必要なレベル。
でも最終戦だから多分調整なしでしょうね。

今シーズン、終了です。

最終結果

1 62 R&D SPORT LEGACY B4
　　SUBARU LEGACY B4 / EJ20
　　山野 哲也/佐々木 孝太
　　1:38'57.857
　　51Lap YH 31kg

2 11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
　　Ferrari 458 GTC / F142GT2
　　田中 哲也/平中 克幸
　　1Lap DL 57kg

3 14 SG CHANGI IS350
　　LEXUS IS350 / RV8J
　　折目　遼/A.インペラトーリ
　　1Lap YH 38kg

4 2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
　　紫電 MC/RT-16 / 1UZ-FE
　　高橋 一穂/加藤 寛規
　　1Lap YH 21kg

5 25 ZENT Porsche RSR
　　PORSCHE 911 GT3 RSR / M97/81
　　都筑 晶裕/土屋 武士
　　1Lap YH 27kg

6 86 JLOC ランボルギーニ RG-3
　　Gallardo RG-3 / 07L1
　　坂本 祐也/青木 孝行
　　1Lap YH 5kg

7 31 ハセプロMA イワサキ aprカローラ
　　TOYOTA COROLLA Axio / 2GR-FSE
　　嵯峨 宏紀/岩崎 祐貴
　　1Lap YH 8kg

8 74 COROLLA Axio apr GT
　　TOYOTA COROLLA Axio / 2GR-FSE
　　新田 守男/国本 雄資
　　1Lap YH 33kg

9 4 初音ミク グッドスマイル BMW
　　BMW Z4 GT3 / P65B44
　　谷口 信輝/番場　琢
　　1Lap YH 65kg

10 27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
　　Ferrari F430 / F136GT
　　山岸　大/カルロ・ヴァン・ダム
　　1Lap YH 21kg

ポイントは
1位：20
2位：15
3位：11
4位：8
5位：6
6位：5
7位：4
8位：3
9位：2
10位：1
とつきます。

現在のポイントは
1位 11 田中 哲也/平中 克幸
　　 15+15+15+4+8+0+15=72ポイント
2位 4 谷口 信輝/番場　琢
　　　8+6+20+5+6+20+2＝67ポイント
3位以下はタイトルの可能性はありません。

今日は予選。
結果からいえば、まぁさんざんでしょうか？

ミクBMは性能調整の影響もありスーパーラップ進出がやっと。
ギア比もコースに合ってないんでしょうね。
2台スピンアウトになったおかげでなんとか7位でした。
イカちゃんは第一ドライバーが変更になり影響はどうかと思いましたが、予選11位でQ1敗退とぱっとせず。
エヴァ初号機はQ1が2位で期待しましたが、スーパーラップは4位とビミョーな感じ。

ミクさんのライバルの11号車は今回からウェイトが半分になったこともあり速さを取り戻した感じでQ1が3位、ス―パーラップは6位とミク号よりも前のポジション。
チャンピオン争いはポイント差と2戦あることを考えればフェラーリが優位ですね。

イカ結果

1 62 R&D SPORT LEGACY B4
　山野 哲也/佐々木 孝太
　1'50.447 YH 31kg

2 86 JLOC ランボルギーニ RG-3
　坂本 祐也/青木 孝行
　1'51.329 0'00.882 YH 5kg

3 25 ZENT Porsche RSR
　都筑 晶裕/土屋 武士
　1'51.403 /0'00.956 YH 27kg

4 2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
　高橋 一穂/加藤 寛規
　1'51.418 /0'00.971 YH 21kg

5 74 COROLLA Axio apr GT
　新田 守男/国本 雄資
　1'51.646 /0'01.199 YH 33kg

6 11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
　田中 哲也/平中 克幸
　1'51.708 /0'01.261 DL 57kg

7 4 初音ミク グッドスマイル BMW
　谷口 信輝/番場　琢
　1'52.222 /0'01.775 YH 65kg

8 31 ハセプロMA イワサキ aprカローラ
　嵯峨 宏紀/岩崎 祐貴
　1'52.580 /0'02.133 YH 8kg

9 87 リール ランボルギーニ RG-3
　余郷　敦/織戸　学
　No Time　YH 26kg

10 43 ARTA Garaiya
　　高木 真一/松浦 孝亮
　　No Time　BS 22kg

-------------------------------------------------------------------
11 27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
　　 山岸　大/カルロ・ヴァン・ダム
　　1'52.546 YH 21kg

前戦富士で、90kgハンデなのにブッチギリで勝った初音ミクＺ４、
あまりに速かったせいでしょうか、またしても性能調整を受けることに…

まぁある程度仕方ないとは思ってましたがその内容が問題で、

２リストリクターダウンと、
重量を＋５０ｋｇ
そして、車高を10mmアップ

という、今まで聞いたことのない程の調整が。

どれか一つでも大きいのに。
いくらなんでもこれはいじめじゃないのか？

２リストリクターダウンとなればJAF-GTよりもパワーが出なくなるだろうし、
重量を＋５０ｋｇってことは次戦はウェイト半分ですが、実質100kgハンデということで、
車高を10mmもあげちゃうと運動性能も格段に落ちますよね？(多分)
直線でもコーナーでも走らない車になっちゃいますよ。
さらに燃費も悪くなるでしょう。
もし天候が悪ければさらに影響は大なわけで…

痛車がチャンピオンじゃダメってことなのか？と勘繰りたくなるほどの性能調整っぷり。
富士でミクZ4を直線でぶち抜いたタイサンはそのままなのにね。

こりゃ残り2戦は表彰台は無理だな。
11号車より前でゴール出来たらよしというレースになるんでしょうね。
なんか、ツマラン…