原文PDF URL
http://www.zen167109.zen.co.uk/z4-forum/CC/CC_retrofit.pdf
英字が並んで生理的に拒絶してしまう人向けに、一部抜粋して日本語化、このブログを読んで、間違いなどあれば指摘願います。
参考時には正規取説PDFを印刷して図を見ないといけません。
エンジンコンピュータのコネクタを触る作業です。
参考にして作業する方は十分注意して下さい。
作業前にはバッテリーコネクターのマイナスを外してください。

パーツリストLegend(説明)
A 2004年10月以降生産の車両用ハーネス
B 黒色ケーブル2006年01月以降のM54エンジン車両に使用
C 青色ケーブルN52後期エンジンの車両に使用(兼2004年10月以降のN46エンジン用)
D プラグコネクター2個(2004年10月以降の生産車に使用)
E ソケットコネクター2個 (2004年10月以降の生産車に使用)
F ソケットコネクターカバー2個(2004年10月以降の生産車に使用)
G プラグコネクターカバー2個(2004年10月以降の生産車に使用)
H、I、J 割愛
K 熱収縮チューブ

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コネクションダイアグラム(接続図表)
A ケーブルキット
A1 クルコンスイッチ接続
A2 ライトスイッチセンターコネクター 27番ピン(バイオレット/イエロー)
A3 ライトスイッチセンターコネクター 31番ピン(ブラウン/ブラック)
A4 2006年1月以前のM54エンジン車用 DME 40ピンコネクタ(黒)X60004 27番ピン接続
B 2006年1月以降のM54エンジン車用A4ケーブル割り込みに使用
B1 キットA4側へ接続
B2 DME X60191 39番ピン
C N46、N52エンジン用A4ケーブル接続用
C1 キットA4側へ接続
C2 DME X60002 4番ピン
★車内側作業
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ステアリングコラム(下側)取り外す
ライトスイッチユニットを外してコネクタ(X12)を5cmほど引き出す
ワイヤリングキットAを裏に通し、A1をコラム側に出しておく
ライトスイッチ(X12)54pin(黒)の27番(紫/黄),31番(茶/黒)をカット
カットする位置はコネクタより約4cm後ろを推奨
カットしたケーブル車輌側にDのプラグ、コネクタ側にEのソケットを鉸める
それぞれDのプラグにGのカバー、EソケットにFのカバーを取り付ける
(取説に誤植あり)
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配置していた配線キットAのA2、A3を新設したコネクタそれぞれの配線色に合うよう接続する
接続後、タイラップで余分なケーブルをまとめる
クルーズコントロールスイッチHにA1を接続する
コラム下側の固定ガイドに挿入する
★エンジンコンピュータ側作業

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2006年1月「以前」生産のM54エンジン車輛
DMEコントロールユニットのX60004コネクタ(黒/40ピン)を外す
A4(青/黒)のケーブルを室内側から電装ボックスへの通路を使って通す
X60004コネクタ27番にA4を差す
コネクタをDMEコントロールユニットへ戻す
2006年1月「以降」生産のM54エンジン車輛
DMEコントロールユニットのX60191コネクタ(白/42ピン)を外す
クルコンワイヤリングキットA4(青/黒)のソケットをカットする
割り込みケーブルBのB1をA4に接続して収縮チューブで絶縁
ケーブルBのB2をX60191コネクタ39番に差す
コネクタをDMEコントロールユニットへ戻す

N46、N52エンジンも作業手順としては同様、付属のC2を使い、
X60002(黒26ピン)の4番ピンに接続する

★作業後確認
-バッテリー端子を接続
-BMW SSS(ソフトウェアサービスステーション)ソフトでコーディングして機能を追加
(CIP:Coding、Individualisation、Programming)
[これは一般のコーディングソフトで行える可能性あり?]
-機能動作確認
-動作しない場合は接続箇所を再点検
Posted at 2020/04/25 10:39:27 | |
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