ヘッドカバー塗装②リンクルスプレーで縮み塗装

塗装編です。

今回は赤ヘッドに敬意を表して、速そうなエンジンと言えばこれ、
の赤の縮み塗装(結晶塗装)にチャレンジです。

今回はDIYでやりたかったので、VHTという海外メーカーのリンクルプラスというスプレーを調達しました。

前回の状態からしっかり乾燥したことを確認の後、マスキングを行います。

プラグホールやネジ穴など、殆どは円形なので、今回はOLFAのコンパスカッターで50mm幅のマスキングテープから切り出してマスクしました。

文字の部分は塗装が乾燥後に削り落とすので放置。

シリコンオフで脱脂後、念のためミッチャクロンマルチ塗布。
吉と出るか凶と出るか。(焼付塗装にも使える様なので大丈夫でしょう)

ちなみに、下の段ボールはヘッドカバーの形に合わせた専用設計(笑)
塗料が裏側に回り込むのを防ぐのと、もう一つ別の目的のために。

アップにするとマスキング越しに赤いものが。
実は中に赤外線ランプが仕込んであります。

段ボールも中はアルミホイルで囲い、極力カバー全体に赤外線による熱が伝わる様に。

これで大体30度位に表面が暖まる感じです。

なお、縁の方に銀色の綺麗な面が出ている部分がありますが、実はここに限らず縁には結構バリが残ってて、ルーターで軽く削りました。

純正塗装で大分ごまかされてるんですね～

というわけで、ミッチャクロンの乾燥の後、いよいよリンクルスプレーによる縮み塗装処理開始。

なお、リンクルスプレーはガスの違い等々で(冬場は特に)出が悪いという話なので、50度のお湯で暖めてからスプレーしましたが、そのおかげか何の問題もなくスプレーできました。

結構濃いめの塗料なので、吹いていくとすぐに色は乗ります。

綺麗に縮ませるにはそれなりに厚めに吹く必要がある様ですが、濃さの割には結構柔らかい(流れやすい)塗料の様なので、最初は軽めに吹いて少し時間をおいてから、一気に垂れるギリギリまで攻めてみました。

吹いた直後から縮んでいくのではなく、多少の間はごらんの通りツルツルです。

実は、下の方はちょっと垂れました（爆
ただ、普通のツヤあり塗装じゃないのでそこまで神経質になる必要はないと思います。


で、30分経つと綺麗に縮みました。
想像以上に簡単です。

右側は切れ目(?)の部分にきちんと色を乗せるべくちょっと厚めになってしまったので、左側とはちょっと縮み方に差が出てる様な気もしますが、DIYの範囲としては上等でしょう。

次やるとしたら塗装の乗せ方でコントロールできそうです。

ちなみに、これ1本で2枚分位は行けそうな感じ。

次回は文字を削ったりして完成予定♪