
'93年同日の別試合
リングス・オランダ
ハンス・ナイマン
VS
リングス・グルジア
ビターゼ・タリエル
写真はラウンド休憩後開始直後。
身長2メートルのビターゼ・タリエルに、見事なバックスピン・ハイキックを頭部に浴びせダウンを奪うハンス・ナイマン!
「ハンス・ナイマン」は
二段蹴り、通称「ナイマン蹴り」を見事に操り武器とする。
中段蹴りに見せかけて相手が腹部にガードを下げた瞬間に、折れ曲がってた膝下が頭部にシュッと伸びて来る故に、ノーガードで頭部直撃KO出来る必殺技。
(予測がつかず見えない)
空手試合でも偶に見るが、フェイント的でKOするにはまず至らない。
とにかく関節が柔らかく、ムチのようにしなりながら腰の体幹でパワーも炸裂するキックだった。
後年ブラジリアン柔術の「グラウベ・フェイトーザ」も似た動きのキックを繰り出したが、動きのキレはナイマンが数段上回る。
「ビターゼ・タリエル」は
極真空手使い。
怒涛の正拳突きはウィリーの比ではなく、重量感溢れるド迫力。
前田日明も喰らって沈んだ程。
大柄な体を浴びせて相手を押さえ込むと、意外に関節技もキメる。
弟の「ビターゼ・アミラン」も選手でした。
写真のタリエルダウン後の試合展開は、あっさりタリエルにテイクダウン捕られたナイマンが、大柄なタリエルに上から被せられて動けずに首をキメられてタップ負け。
この頃は逃げ方も知らず関節技に屈することが多かったなぁ…
あ~駄目だ…
頭の中にリングスの番組テーマ曲が駆け巡る(笑)
チャラチャラチャラチャラ~♪
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Posted at
2010/02/20 19:55:04