
VTR1000‐SP(RVT1000)赤のゼッケン3は、マン島TTレースマイスターで「キングス・ロード」の称号を持つ、『故・ジョイ・ダンロップ選手』が2000年にマン島で優勝したマシン。
当時のスーパーバイク世界選手権(WSB)は、4気筒750ccまで、2気筒1000ccまでと、ややドゥカティに優位なレギュレーションの為、日本メーカーも対抗する2気筒1000ccマシンを作り上げてました。
ジョイダンロップ選手は、マン島TTレース計26勝の公道レースマイスター。
3クラスのマシンを巧みに操り、マン島ウィーク中に3勝した年も有りました。
そのマイスターでさえも、エストニアの公道レースで亡くなってしまいましたが・・・
実の弟『ロバート・ダンロップ選手』も、マン島TTレースで「ノートンF1(ロータリーエンジンバイク)」で優勝した公道レーサーでしたが、2008年ノースウエスト200マイルレースで故人に…
しかし、ロバートの息子『マイケル・ダンロップ選手』は、そのノースウエスト200マイルレースに出場して優勝するという胸熱な事を成し遂げました。
さらに、以前父が乗ってたノートン・ロータリーが再起するという事で、ノートン・ロータリーのテスト走行に招かれるなど活躍中。
今年のマン島スーパーストックTTレースでも勝ちました。
叔父や、父が亡くなっても公道レースを走り続ける気概というものは、やはり文化的な環境の違いでしょうが凄い事だと感心致します。
見ながらそんな事が頭をよぎりました。
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2011/07/04 22:09:05