
今週末はMotoGP第13戦サンマリノが開催されるイタリア・ミザノサーキット
ワールドグランプリGP500時代のレジェンドライダー
ヤマハYZR500を駆り、90~92年三連覇チャンピオン『ウェイン・レイニー』さんが、“あの”クラッシュしたミザノへ18年振りに訪れるそうです。
93年9月5日の事故から、もう18年も経ってしまったんですねぇ…
不運というにはあまりにも過酷な体験でしたでしょうに。
ヤマハとサーキット関係者は、現地2日午後訪れるレイニーさんのセレモニーを準備されているようです。
あのクラッシュにより、ひとつの時代が動いたとも言えます。
当時はヤマハのウェイン・レイニー選手vsスズキのケビン・シュワンツ選手が、壮絶なバトルを切磋琢磨していた時代でした。
あの93年、堅実な走りも身につけ先に選手権ポイントをリードしていたシュワンツ選手が、ドゥーハン選手転倒に巻き込まれリタイヤでポイントを取りこぼし、レイニー選手は逆転ポイントリーダーとして、ミザノ決勝レースをトップで快走していた不意のクラッシュでした・・・
ハイサイドでマシンから振り落とされグラベルに頭から落ち、首の頚椎を損傷して下半身不随に・・・
ライバル不在のシュワンツ選手は再逆転して初チャンピオンを獲得しましたが…
『レイニーの怪我が治るのならチャンピオンなんか要らない!』
というシュワンツ選手の悲痛なコメントには、思わず目頭が熱くなりましたねぇ…(泣)
94年からゼッケン1のシュワンツ選手は、手の後遺症とレイニー選手が居ないモチベーション低下を感じ、翌95年第3戦日本GPを最後に欠場。
いよいよの最終決定は、不屈の闘志でリハビリをこなし車椅子で『チームレイニー・ヤマハ』を立ち上げ監督を務めていたレイニー選手との話し合いをして、遂にシュワンツ選手はGP500を引退。
この頃から脚光を浴び、大怪我もあったが後に破竹の四連覇を獲得したのが、ホンダのマイケル(ミック)・ドゥーハン選手でした。
シュワンツさんとオイラは同い年だし…(レイニーさんは4つ年上・ドゥーハンさんは1つ年下)
なんだかとても感慨深いのだよねぇ…
(ρ_*)o
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Posted at
2011/09/01 17:00:36