
19インチと言っても、乗用車用ホイール・タイヤサイズではなくオートバイの話。(写真見りゃわかるか…)
まぁオイラも元来古いタイプの人間ですから、80年代初期から乗り始めた当時のオートバイ達が当たり前に装備していた前輪19インチタイヤには馴染みが深い。
その名残か、今もって古い前輪19インチで、しかもバイアスタイヤばかりの車種を多く乗り継いでマス。
モチロン。前後17インチ・ラジアルタイヤで、ツインスパーフレームの高性能マシンを所有した時期も有りましたよ。
しかし、サーキット専用機としてなら高性能で良いのですが、あくまでも個人的感覚として、一般公道では限界が高すぎる割に過渡特性がナーバスで自分にはどうも合わない。
今さらですが、グリップ限界もブレーキング能力も、最新ラジアルタイヤの方がバイアスより確実に高いのは周知の事実。
それでも一般公道で普通に使う限りに於いては、限界を探りやすく使い切れるバイアスタイヤにも意外とメリットが有るんですよね。
乗用車用タイヤと違って、タイヤ幅の接地面積拡大がそのまま性能向上に結びつかない場合が有るのがオートバイ用タイヤの難しいトコロ。
接地面圧とキャンバースラスト、タイヤのシーランド比、ショルダー形状で特性は随分変わるものです。
更に、前輪19インチの大きさと重さはジャイロ効果で安定成分を生み出すのが面白い。
オートバイのコーナリングは、一度不安定な状態を作り出してから曲がり始めるのですが、タイヤ幅が細く接地面圧が高い上にジャイロ効果が大きいと“座り”が良いんです。
ま、最終的に要はバランスが大事であって、古いオートバイに最新幅広ラジアル履かせても、サスペンションジオメトリーを変更しないとまるで使えませんな。
現在の最新スーパースポーツマシンのタイヤバランスはとても高次元領域に有りますが、ソレをどう感じるかは人それぞれでしょうか。
オイラにとっては、何も起きなさすぎて逆に怖いのだよね…
てな徒然なる能書きは置いといて…、たまには自分のオートバイ整備をしなくてはイカンのだ!(汗)
今年は暑い上に週末雨天も多く乗る機会がなかったからなぁ…
(^_^;)

Posted at 2011/09/11 14:27:48 | |
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