
1968年秋『東京モーターショー』に颯爽と現れた空冷並列4気筒オートバイ。
ソレが『 HONDA DREAM CB750 FOUR 』
今日ではごく当たり前な並列4気筒エンジンですが、60年代当時の大型オートバイ勢力図は、トライアンフ、ノートン等の英国製並列2気筒750ccオートバイが強く、販売量でも性能的にも日本車を上回っていました。
そこへ、世界グランプリレースマシン技術の並列4気筒750ccエンジンと、初の4連キャブレター、量産オートバイ世界初の『前輪ディスクブレーキ』をも装備して、世界最速公称200Kmを掲げて登場。
試作車を初めて見た創業者である本田宗一郎氏ですら、『こんなバイク誰が乗るんだ?』と言ったという伝説まであります。
翌1969年から輸出及び国内販売され、圧倒的かつ官能的な4気筒エンジンで、あっという間に世界中で大人気となり勢力図を塗り替えた。日本車躍進の歴史的エポックメーキングな出来事。
すべては『CB750』から始まった。そんなホンダDNAドリーム伝説を現代に引き継ぐオートバイが、この『CB1100』と言えるのではないでしょうか。
現在では、より高性能で速いオートバイは他に幾らでも有りますが、普遍的オートバイらしいスタイルと、程よい性能の空冷並列4気筒エンジンが持つ独特の存在感が、飽きのこない“相棒”として長く付き合って行けそう。
そんな感じのオートバイですね。
(b^-゜) ブォン!

Posted at 2011/09/21 00:26:14 | |
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