さて、今週末は今季遅めの開幕戦鈴鹿です。ただし、2&4なので…2輪は JSB1000 クラスのみ!(全クラスは次戦オートポリスから)
その前に、「 ST600 クラス 」の車両規則が改訂され発表されています。
要するに、来季 2015 年より“ワンメイク・コントロールタイヤ”になりますよって話。
知らなかったけど、競争入札でブリヂストン供給と決まったようです。( 2018 年には再入札する予定みたい)
ST600 は所謂、“溝付き市販タイヤ”ルールなワケです。
本来は市販ストック状態に近いから、参戦費用ローコスト、ルーキーが経験値を上げ、更なるステップアップを促す中間的クラスだったハズ。
ところが、改造範囲が少ないと逆に専門性が高くなり過ぎてしまい、経験値多いベテランでないと活かせない“本末転倒クラス”になった。と、あくまでも個人的に思っとります。(汗)
更にここ数年は、“ピレリタイヤ装着”でないと勝てないとまで言われ、そのピレリタイヤの“公認が切れて”の入札というのがなんともねえ…。
んーなんだか…、この先このクラス本当に続くのか疑問?
事実 ST600 に見切りをつけ、“スリックタイヤ”を使用する J-GP2 クラスへ鞍替えするチームが多くなり、エントラントは減少傾向がみえる。
現在、世界的にもロードレース・レギュレーション見直しの過渡期に差し掛かっています。(参戦コスト上昇の割に、スポンサー・エントラント離れは各地共通の悩みゴト…)
全日本ロードレースレギュレーションも、一部先見性は有ったものの有効に活かしたとは言い切れませんね…。
今の全日本ロードレース界は“世界へと続く道”が見通せないから、夢を抱く若いエントラントがドンドン居なくなるワケですよ。なんとかならんもんかのう…(?_?)

Posted at 2014/04/10 23:13:04 | |
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