
日曜日いつものバイク仲間同級生より、バイク物映画DVD2本買ったから観に来いとメールが届いた。
夕方から見始めた1本目がコレ。
原題は『Electra Glide In Blue』といい、1973年製作の映画です。
エレクトラ・グライドとは、ハーレーダビッドソンFLH系のペットネームでありグレード名。劇中重要アイテムとして本物が登場します。
いわゆる白バイ警察官モノですが、70年代前期製作年から言っても、『ジョン&パンチ』みたいな明るい内容を期待したら絶対に面食らいますよ。
コレは『イージーライダー』から続く“アメリカン・ニュー・シネマ”です。
ソレ言っちゃうとネタバレしちゃうか…
監督はロックバンド『シカゴ』のプロデューサーだそうで、劇中にも『ピーター・セテラ』が出てます。友人が購入したコレクターズエディションは、シカゴのCD付属だし。
内容的には、地方(アリゾナ州だか)の白バイ警察官の退屈な日常に、ある偽装殺人事件が発生して捜査する中の人間模様って感じ。
ちょっと観てみようかと思った方にご注意したいのが、70年代前期のアメリカは、ベトナム戦争後遺症が蔓延してる“イカレタ時代”だという事。
その時代背景を考慮しないと、『ヒッピー文化』のコミューン村や、『バイカー』の存在理由が判りにくいと思います。ハッキリ言っちゃうと若い方が観ても疑問点だらけカモね。
ピンポイントで映画の印象的なシーンを上げると、松田優作さん主演のドラマ『探偵物語』オープニングシーン一部分は、コノ映画からパクった。もとい、引用させて頂いたのが判った。(笑)
あと、映画『イージーライダー』のチョッパー併走シーンで有名な“あのポスター”を撃ち抜く描写あり。
当時アメリカ警察のパトロール用制式採用オートバイがハーレー・ダビッドソンである事。
警察用重装備のハーレーで未舗装路のスタントアクションは、結構危なっかしくヒヤッとする。(笑)
スッキリしないから…あまりお勧め出来ませんが、こんな映画も有りました。
(ρ_-)o

Posted at 2011/09/26 21:02:35 | |
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