
写真は、現地観戦の為見られなかった“予選アタック中”のクローズアップTV映像を画面撮りしたものです。
オイラの茂木日本グランプリ決勝当日は、最終ヴィクトリーコーナーの自由席スタンドからレース観戦していました。
セカンドアンダーブリッジを高速で抜け出し、最終ヴィクトリーコーナーシケインへアプローチする中間点での『ヴァレンティーノ・ロッシ』選手は、決勝当日朝のウォームアップ走行でも毎回火花散らして走ってましたね!
個人的に『ヴァレンティーノ・ロッシ』選手は、好きでもあり嫌いでもある『アンビバレンツ』な存在である。
同類として、4輪F1なら『ミハエル・シューマッハ』選手、WRCラリーなら『セバスチャン・ローブ』選手に代表される。そのドライビングセンスや身体能力は大いに認められるが、強すぎるが故に好きにはなれないタイプの方々。
その強すぎるロッシ選手が今年はマシンに手を焼き四苦八苦していました。こうなると、自然と判官贔屓で応援したくなる天の邪鬼なオイラ(笑)
ロッシ選手のマシン情報として、両足のステップ設置位置を下方に下げたらしいので、傾斜バンク角を探るのにライディングブーツ先端の『トゥガード』を“ワザと”接地させている様子だった。
普通コーナーを抜ける姿勢は『ハングオフ』という、内足を開いて体をコーナー内側に大きくオフセットした姿勢を取ります。他のライダーの同地点でのスタイルは皆ハングオフポジションでした。
しかしロッシ選手は、“なんらかの理由で”その姿勢を取らずに、“足先”と“バランス感覚”で同じように走り抜けていました。
こういう事をサラリとやってのけていて、しかも朝のウォームアップ走行では4番手のタイムに上げてました。
コレは乗れてるぞ!。決勝レースでは勝負になりそうだと直感し、少なくとも4位争いは絶対に楽しくなりそうだと期待していたら…
いざスタートしたら3コーナーで接触転倒して、1周も出来ずレース終了リタイヤ・・・
TV映像のスローを見直すと、最初に『ホルへ・ロレンツォ』選手と左側が当たり、右へ押し出された時に『ベン・スピーズ』選手と接触し、その時ハンドルの“ブレーキレバーが押しこまれて”転倒したようです。
本人のコメントでも、アレはレーシングアクシデントで、自分のあの時の“位置取りが悪かった”と自己反省していましたね。
それでも『ロレンツォ』選手との“遺恨を匂わす”老獪さが、いかにも“ロッシ選手らしいところ”だね。(笑)
レース結果には“タラレバ”は無いけど残念でした!
(^_^;)

Posted at 2011/10/03 21:15:45 | |
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